海外留学といえば、イメージするのは学生や社会人の単独留学ではないでしょうか。
グローバル化が進むにつれて、日本でも英語の重要性がますます増し、0歳から英語教育という時代がやってきつつあります
私には10か月のベイビーがいますが、教育分野の資料請求をすると語学学習は早ければ早いほど良いというような文言が書かれています。
確かに、外国人旅行客が沢山日本を訪れる中で英語を使う機会が確実に増えており、2018 年から日本でも、小学校3年生から英語の授業が取り入れられ、2020 年からは小学校での英語教育の義務化がスタートします。
私が留学カウンセラーとして働いていた時も親子留学は少し話題になりつつありましたが、今や、未就学児だけど早いうちから留学させたい、子供だけで行かせるのは少し心配という保護者や、自分も留学したかったから・・という保護者の方々から人気が高まっているのが親子留学です
親子留学は、子供に早くから英語環境の中で、英語に沢山触れさせられ、異なる文化圏の中で異文化を理解し、学び、そこから語学力だけでなく、協調性・コミュニケーション能力も身に着けられるので、幼いころに留学をすることはメリットが非常に多いです(#^^#)
Bandai(バンダイ)が 2018 年に行った調査によると、日本の小中学生の 4人に1人がすでに海外渡航経験があり、今後海外に行かせたいと思っている親は約55%。
子どもに海外を意識させる取り組みをしている親は30.1%という結果が出ています!
ちなみにお隣韓国では親子留学は今やスタンダードとなっているくらい、韓国での留学・英語熱はすごいものがあります\(◎o◎)/!
そんな親子留学、子供へのメリットが多いだけでなく、ママ(パパ)へのメリットも多いですよ~♪
もちろん同じ語学学校で大人クラスに入りレッスンを受けることもできますが、レッスンは受けず、一人で異国の街散策をしたり、カフェに入ったりとフリータイムを満喫できます♪
結果、ママ(パパ)の自分磨きにも親子留学は貢献してくれています(*^^*)
親子留学される方の目的の大半は本格的な長期留学や移住計画というよりは、子供と一緒に楽しむ海外旅行の新スタイルのようなカジュアルに考え留学される方が多いです(*^_^*)
今回は、親子で留学を考えている方に、親子留学の特徴やメリット、国別の特徴、料金について紹介していきます
是非参考にしていただければ幸いです
【まとめ】子連れ海外留学・親子留学
親子留学とは?
親子で留学することです。主に英語を学ぶ子供ですが、親も希望であれば同じ語学学校で大人クラスに入り、レッスンを受けられます(*^^*)
親子留学の目的は様々ですが、子供に幼い頃から英語を学ばせたり、文化を経験させられます
留学期間は?
1 週間の短期留学から、1 年程度の長期留学までさまざまです。1週間~4週間の留学が最も人気があ ります(*^_^*)
親子留学のメリット
<子供へのメリット>
・異国での生活体験を通し、日本以外の世界で生活をすることによって、視野がグンと広がる
・生きた英語に触れることによって、ネイティブの発音が身に着く
・幼少期からの異文化コミュニケーションを通して、将来の選択肢が増えるきっかけがつかめる
・海外に友達ができることで子供の自主性や協調性が UP
<ママ(パパ)へのメリット>
・自分自身のスキルアップ&キャリアチェンジの為に語学力に磨きをかけられる
・子供の英語力 UP の為にはまずは自分から!というモチベーションが保てる
・リフレッシュできる
親子留学のデメリット
一方で、やはりデメリットもあるのが現実です。
子連れで海外に行くことは大変なことは事実です。
大人だけの旅では必要のない準備も荷物も・・・・・
慣れない土地での生活に子どもが適応してくれるかという心配も出てきますよね。
<主なデメリット>
・時差やフライト時間によって負担がかかる
・食事が合わない
・体調管理がむずかしい
・気候の変化についていけない
・衛生面に不安がある
このようなデメリットもありますが、お子さんの年齢や渡航先、そして渡航先の気候や食事についてしっかり確認できれば、対策がしやすいでしょう(#^^#)
費用は?
親子留学の総費用は下記の4点によって大きく変動します。
①滞在国:往復航空券代、現地の物価
②滞在先:ホテル、コンドミニアム、ホームステイ、寮とそのランク
③留学先:プリスクール、公立現地小学校、私立現地小学校、語学学校
④留学期間:1 日お試し、1 週間、1 ヶ月、3 ヶ月、半年、1 年
特に、1 週間~3 ヶ月程度のプチ親子留学の場合は、比較的物価の安い国、渡航時期を選べば、かなりリーズナブルに親子留学の夢が叶いますよ♪
近年ではフィリピン・セブ島への留学が親子留学ではハワイに次いで人気です!!
留学のおおまかな予算の決め方
2人分の授業料+家賃+その他の費用(渡航費や保険料、食費、通信費、娯楽費など)+予備費
これらのポイントを押さえながら、親子留学のプランを立ててくださいね(*^▽^*)
親子留学 人気の国&費用ランキング
ひと口に同じ親子留学といっても、行き先によって習得できる言語、生活スタイルや文化が異なります。
親子留学を受け入れている国は沢山あります♪
アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスなどのホームステイ先の国の定番どころに加え、最近ではコストを抑えやすいことから、アジア圏(フィリピン、インド、マレーシア、シンガポール)の人気も高まっているのが特徴で、特にフィリピンへの親子留学は格安でサポートもしっかりしているところから親子留学に非常に人気がある国です♪
行き先選びは、留学準備においても最も重要なステップなので、目的を明確にし、しっかり計画を立てていきましょう!!
渡航国/都市 人気ランキング
人気 NO.1 | ハワイ ホノルル | 2~4週間:60~120 万円 |
NO.2 | フィリピン セブ島 | 1~4週間:25~45万円 |
NO.3 | マレーシア クアラルンプール | 1~4週間:20~40万円 |
NO.4 | オーストラリア シドニー・パース | 1~4週間:40~70万円 |
NO.5 | カナダ バンクーバー/トロント | 1~4週間:50~80万円 |
NO.6 | シンガポール/シンガポール | 1~4週間:50~120万円 |
NO.7 | ニュージーランド/オークランド | 1~4週間:40~70万円 |
費用面等からみたおススメランキング
NO.1 | フィリピン セブ島 | 1~4週間:25~45万円 |
NO.2 | マレーシア クアラルンプール | 1~4週間:20~40万円 |
NO.3 | ニュージーランド/オークランド | 2~4週間:60~120 万円 |
NO.4 | オーストラリア シドニー・パース | 1~4週間:40~70万円 |
NO.5 | カナダ バンクーバー/トロント | 1~4週間:50~80万円 |
NO.6 | ハワイ ホノルル | 2~4週間:60~120 万円 |
NO.7 | シンガポール/シンガポール | 1~4週間:50~120万円 |
国別にみた親子留学の特徴
*フィリピン
・時差が-1時間と少なく、フライト時間は5時間程度なので、負担が少ない
・物価は日本の約 1/2~1/3
・世界3位の英語話者圏である
・フレンドリーな国民性の為、すぐに現地人と打ち解けられる
・一年中常夏なので、いつでも海で遊べる
・日本人スタッフが学校に必ずいる
*マレーシア
・時差が+1時間と少なく、フライト時間は約7~8時間
・物価は日本の約 1/3
・多民族共存の文化が浸透しているので、様々な国々の文化を温かく迎え入れてくれる
・人々が温厚である
・2か国留学としてもとても人気があり、シンガポール同様教育水準がとても高い!
*ハワイ
・時差は-19 時間。フライト時間も約9~10 時間と長め
・治安が良い、日本人にとってとても過ごしやすい環境
・一年中温暖で、海がすぐそばにある
・日本語が通じるところが多い。緊急時でもすぐに日本語で対応してくれる病院やクリニックが近くに
ある。
・英語+サーフィン、英語+フラダンス、英語+ダイビング等の+αコースもとても人気がある
*ニュージーランド
・時差は+4時間、フライト時間は約10~13時間
・治安がものすごく良い(世界平和度指数第2位)
・のびのびと生活でき、心の豊かさがしっかり育むことができる
・手つかずの大自然が多く残されているので、街中で留学していてもすぐそばに自然が広がっている
・イギリスの教育制度に基づいて作られた教育制度なので、教育レベルがとても高い
・温厚で穏やかな人々が生活しているので、優しさに包まれながら生活できる→心のゆとりが育まれる
*オーストラリア
・時差が+1時間~+3時間と少ない(3つのタイムゾーンに分かれているので留学先によって時差は異な
る)、フライト時間は場所にもよるが約8~10時間
・教育水準が非常に高い
・留学生の受け入れにとても熱心
・治安がよく、衛生面・医療面でも安心できる
・陽気で明るい国民性の為、親しみやすい
*カナダ
・時差は-16 時間~-19 時間、フライト時間は約8時間~11時間
・英語教育が最も盛んな国だけあり、きれいな英語が身につく
・世界で最も住みやすい国ランキングでバンクーバーは常に TOP5にランクインしている
・語学学校が街中に沢山あり、それぞれの語学学校の競争が激しい為質の良い語学学校が多い
・多民族多文化国家の為、移民が多く日本人でも抵抗なくすんなり現地の生活に親しめる
・生活の質、人生の質に溢れた人々が集まる国で、心の豊かさをはぐくめる
*シンガポール
・時差が-1時間と少ない。フライト時間は約7~8時間
・公用語は英語であるがマレー系、中国系、欧米系等多様な人種が住んでいる為、国際感覚が身につく
・英語と中国語が同時に学べる高い教育水準を誇っているので、世界中から留学生が集まっている
・治安がよく、街がお洒落で清潔である
親子留学プログラム
親子留学は今やどこの留学エージェントもメジャーな会社であれば取り扱っています(*^^*)
下記は様々な留学エージェントの親子留学プログラムを紹介している参考サイトですので、ご参照ください♪
*あの国で留学「理想の留学の始まり」
まとめ
いかがでしたか?
親子留学、とても興味深いです。私も子供が4歳くらいになったら親子留学したいな~なんて考えています(*^^*)
親子留学に限らずですが、留学を成功させるために一番大切なことは「目的を明確に・・」です。
留学の目的は英語力を上げたいのか、異文化体験ができればいいのか、本場ならではの体験(たとえば、サッカーや野球、スキー、スノーボード等のスポーツ、特別なイベントへの参加など)がしたいのか、資格取得を目指すのか、などなど。
目的によって、行く先(国、都市、都会か田舎か)や、時期(夏か冬か)や期間(短期か長期か)も変わってきます。
小さいうちに留学を経験することで、将来生きていくために何をするべきかを考えさせる、大きな機会になります
ただ、親の一方的な意思だけでは親子留学は成立しません。子供が行きたいかどうかが最も重要で、子供の意思を尊重してほしいなと思います(*^^*)
家庭の方針として、早くから留学させたいという思いがあるのなら、日ごろの生活の中で、少しずつ英語や海外への関心を高め、子どもが自分の意志で留学を決意できるよう促していくことが何より大事なことかもしれませんね♪
短期であれ、長期であれ、親子で異文化の中に飛び込み、異なる言語圏で生活することに大きな意味があり、かけがえのない思い出となり、経験となることは言うまでもありません♪
その時間は、親子の絆を深めるだけでなく、子供にとっても親にとっても次へのモチベーションやきっかけに繋がっていくことでしょう (*^_^*)
親子留学に関しての情報収集のお手伝いが少しでもできていれば幸いです(*^_^*)
最後までお読み頂きありがとうございました
Cafeholicでした!