こんにちは(^^)
車を所有していると色々問題が起きますよね。
そして毎回
「何が問題なんだろう?」
「車やに出したら修理代いくらかかるかな?」
なんてことになったり・・・
先日、私の愛車も突然エンジンが止まり大変でした!
それもショッピングモールの駐車場で、、、トホホ
ということで、今回は「えいっ、自分でやってみよう!」ということで一から最後まで自力でやってみましたので、あなたにも役立つといいですね。
故障の症状
マウントクック in New Zealand
・車種 スバルレガシー
・場所 ショッピングモール駐車場
・内容
ショッピングモール駐車場にて車を空きスペースに車を入れようと低速で走っていたら、「プスン」とエンジンストップ。
ブースターケーブルで友人の車からボルテージ飛ばすと、問題なくエンジンかかる。アイドリングでバッテリーチャージしようとするも、数分でエンジン停まる。
・前ぶれ 前日インパネのほとんどの表示が赤く点灯する事態が起きるもエンジンかかる。エンジンはじゃっかんのかかりの悪さをみせた。
起きた原因
オルタネータが原因と考えられる、単純にバッテリーが弱っているだけの可能性もあるので、この時点では確証できない。
オルタネータとは
オルタネータとは車には欠かせない発電機である。
エンジンの回転を動力源とし電装部品の電源を発電します。
発電された電力はバッテリーに蓄えられる。
かつての自動車はダイナモを使用していたが現在ではオルタネータとなる。
ダイナモとオルタネータの違いは、オルタネータではアイドリング中も発電が可能というメリットがある。
エンジンの回転によりオルタネータは電気を発電し、エンジン始動後の電気系統に電気を供給している。
エンジン始動時のセルに関してはバッテリによるもの。
引用: .iida-pa.jp
全交換にかかった費用
・バッテリー 12,000円 新品
・オルタネータ 5,000円 中古(中古車やから部品買う)
オルタネータやバッテリの交換方法
それではここからは、実際に私がバッテリーとオルタネータの交換を行った流れを写真を通じて説明していきます。
車種によって部品の形や位置が違うとは思いますが原則仕組みは同じなので、同様に対処してもらえれば交換が出来るはずです。
①まずはバッテリーのチェック
写真1
まずはバッテリーのチェック
写真1でバッテリー上部赤丸のところからバッテリーの電気残量が確認できます。
・緑色であれば電気が残っている
・黒色であれば電気量がゼロに近い、
もしくは完全にバッテリーが死んでしまっている可能性があります。
②バッテリーを充電してみる
オルタネータの交換を試みる前に、バッテリーの生き死にを確認する必要があります。
理由としては、
・故障の原因が単なるバッテリーの使い過ぎの可能性がある(エアコンの極度の使い過ぎ、ヘッドライトオンのまま放置してしまった、バッテリーの寿命など)
・もし完全にバッテリーが死んでしまうと、いくらオルタネータの交換を行っても充電されないため。
バッテリーの充電方法
バッテリーを充電する方法は以下の3つとなります。
・車を走らせて充電
走行中(もしくはアイドリング) オルタネータにより供給される電気によるバッテリーの充電。
効率的な充電は「時速50-60km」と言われています。
アイドリングによる充電は走行中に比べると時間がかかります、アイドリングによるバッテリーの最低限の充電をするには30分~1時間必要だと言われています。
緊急時の充電方法として一番役立つのがこの方法です。
・バッテリーチャージャーを使って自分で充電
車のバッテリーチャージャーは持っているととても便利です。
バッテリーを取り外して、自宅などのコンセントで充電するだけです。
充電時間はバッテリーの状態によりますが、最高で12時間だと理解しておくといいでしょう
これから購入を考えている人ならおススメはこちらのタイプ↑↑
モバイルバッテリー式で、しかも普段は携帯などの電子機器の充電に活躍するんですから、わざわざ車のバッテリー緊急時のためだけに買う必要がありません。
ちなみにこれがあればブースターケーブルも実はいらなくなり一石二鳥。
いや一石三鳥?!
ブースターケーブル+バッテリーチャージャー+ジャンプスターター
↑↑↑この3点を購入する必要がなくなります。だって一つで済むから。しかもスマホなどの充電もこれで用が済んでしまう、ある意味おそろしい時代ですね、、。
※ただしモバイルバッテリーの充電は日ごろからして持ち歩きましょうね。(笑)
・業者に依頼
カーディーラーや自動車整備工場などに頼んで、バッテリーを充電してもらう方法。
料金は発生しますがついでに車を見てもらうことも。
ちなみに料金目安として、バッテリー充電料金はガソリンスタンドやその他中古車販売店などで約2000円。
ただJAFに緊急で駆けつけてもらうと約12000円(会員でない場合)
そう考えるとやっぱりモバイルチャージャーがヤバすぎる(笑)
ということでこの段階までに、
・旧バッテリーがまだ使える
・そうでなければ新バッテリー(もしくは中古バッテリー)を搭載することがとても大切です。
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③オルタネータの交換
それではここからオルタネータの手術に入ります。
決して難しくはないので写真と説明を確認しながら順番にやっていきましょう。
ちなみにまだオルタネータの準備がこれからの方、現代は本当に便利です。
オンラインでオルタネータの購入ができてしまうので、お仕事で忙しい方でも注文だけしておけば次の仕事休みのときには全て揃った状態から始められますね。
※オルタネータの適合表が確認できるリンクを貼っておくので、車検証をお手元に用意して頂いて、車種、形式、年式などわかる状態で確認してもらえるとすぐにわかっちゃいます!
それでは先に進みますよ!
写真2
写真2で黄色丸で囲っているのがオルタネータです。
中にコイルが巻かれているのが見えますね、
これが発電を促す部品でステータコイルと呼ばれるものです。
ちなみに特に名称を覚える必要はありません(笑)
写真3
バッテリーの端子を+(プラス)、-(マイナス)共に外しておきましょう。
※念のためいっておきますが、エンジンは必ず切っておきます。
写真4
オルタネータ本体から+端子(黄色丸)とカプラー(赤丸)を外します。写真4より
写真5
ファンベルトのカバーを外します。
僕のレガシーの場合はネジで3点止まっていました。
とにかく外します。
写真6
オルタネータ本体を固定しているボルトを外します(黄色丸)、そしてオルタネータが自在に動くようになることで、ファンベルト(赤丸)を外すことができます。写真6
※実はここまで出来ると、ファンベルトの交換も自ら出来ます。 写真7
もう1つのボルトを外すことで、オルタネータを完全に車体から取り外します。
※オルタネータ本体を車体から外すときはがっちりハマっていて少し外しにくいかもしれませんが、異常ではありません。
ここまでで取り外し完了です!
写真8
これまでに外したパーツは、オルタネータ、ファンベルト、そしてファンベルトカバーです。
※取り外したボルトはなくさないようにまとめて管理しておきましょう。 写真9
各部品を取り外したここまでの工程のエンジンルームの状態
ここまできたら、もうほぼ交換完了です!
新たに用意したオルタネータを車体に本体にはめ込み、これまでにやってきた工程を遡っていくだけです。
※オルタネータ交換時に1点だけ注意事項があるので、以下、写真10に説明を加えます。
写真10
オルタネータを取り付けたら、ファンベルトがうまく入らない可能性があります。
でも心配いりません!
調整ボルト(黄色丸)を緩めることでオルタネータの位置が下がりファンベルトが装着できるようになります。
またファンベルト装着時の注意として、調整ベルトを締めすぎず、緩すぎない位置にします。
目安として、ベルトを指で押したときにふり幅が5mmぐらいになると理想的です。
作業完全終了後にエンジンを始動してみてキュルキュルとベルトがなくようであれば、ベルトが少し緩い、もしくはベルトの劣化による乾燥などが考えられます。
ただオルタネータ交換と同時にこのノイズが発生するようであれば、大半ベルトの締めで解決するはずです。
ここまで初めての僕でもほぼ丁度一時間で交換完了できました(^^)
※バッテリーの充電時間は除きます。
最後にもう一度だけご紹介しちゃいます! 絶対おすすめです。