バックパッカーが世界一周やひとり旅に出る際、海外旅行保険についてどうすべきか必ず一度は考えますよね。
加入すべきなのかどうなのか。はたまたクレジットカード付帯の保険で補うのかなどなど、、旅の予算に関わってくるし、決して安いものではないので慎重に考えたいところ・・・
今回は、そんな海外旅行保険について、書いていきます。
結論、海外旅行保険の加入はすべきか?
以下で説明を加えていきますが、結論として海外旅行保険には何かしらの形で加入しておくべきだと思います。
TATSUの経験から言えること
保険をすすめる皆が皆、初めから保険に加入していたわけではありません。どちらかといえば、私自身旅の初め4年間は一切海外旅行保険に加入していませんでした。理由は単純に予算がなかったから。それに正直旅人が保険に入るなんてかっこう悪いと思っていたんです。
ただ長年旅を続けるうちに、『旅が出来ればいい』という気持ちから、『楽しく安心して旅を続けられる方のが断然いい』って考えが変わっていきました。不幸中の幸いとはよく言ったものです。保険に入った途端に手を骨折してしまいました。理由はお酒を呑んでいて、パンチングマシンの固いマシン本体をフルパワーで叩いてしまいました、なんてまぬけな話って感じですが(笑)
ただ、『あぁ保険に入っていて本当に本当によかった!』心から安心したのを覚えています。
現地で何かトラブルやアクシデントが起きて、病院に行けず帰国しか選択肢がないって、悲しいですよね。
緊急帰国だと飛行機代も本当に高いですし、僕の場合で言うと予算がないって、ただの言い訳だったなって今では思います。
いい旅して、きちんと帰って家族や仲間にいい思い出として伝えられて初めて一つの旅ですからね。
クレジットカード付帯の海外旅行保険
クレジットカード付帯の海外旅行保険の4つの注意点
クレジットカード付帯の海外旅行保険を検討する場合、知っておくべき注意点があります。
①渡航期間が3か月(90日)以内かどうか
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、旅行期間が3か月(90日)以内の場合のみ適用となることがほとんどです。あなたがもしもそれ以上の長期の旅や、ワーキングホリデーもしくは留学を考えている場合注意が必要です。保険会社の海外旅行保険加入など検討し直しましょう。
②補償対象範囲と金額を確認する
保険会社の保険であれば、大抵治療費は1,000万以上、携行品損害は30万円前後カバーされています。しかし一方でクレジットカード付帯の場合、保証対象(「疾病死亡」「緊急歯科治療費用」や「旅行事故緊急費用」など)や範囲がこういった条件に満たない場合がほとんどです。
③自動付帯か利用付帯か確認する
クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」が存在します。自動付帯であればカード会員は無条件で海外旅行保険の対象となりますが、手動付帯の場合は旅行代金をそのカードで支払っていないと対象にはなりません。もしもクレジットカード付帯の保険を検討されるなら確認しておきましょう。
④キャッシュレスサービスがあるかどうか
掛け捨ての海外旅行保険であれば、キャッシュレス・メディカルサービスといって、現地で病院に行くことが必要となった際に、保険証券を提示するだけで診療が受けられることです。仮にこのサービスがあなたのクレジットカード付帯の保険についていない場合、せっかく保険を持っていても一旦あなたが立て替えなくてはなりません。そうなってくると海外の医療は日本よりも高額な場合が多いので(そうでないにしろ)事故内容によっては、旅が終わるだけでなく支払い自体が出来ないような金額を請求される可能も低くありません。なのでキャッシュレスサービスがあるかどうかの確認も併せて必須となってきます。
保険会社の海外旅行保険とクレジットカード付帯のものの併用は可能
・海外旅行保険は上乗せが可能!
海外保険は99%の保険会社もしくはクレジット付帯の保険の上乗せが可能なんです。実際には上乗せというよりも『合算』という形になります。ただしいくつかの項目は合算ではなく、保証内容が大きい方が有効になる特徴もあるのでご注意くださいね。
海外旅行保険の合算例
カードA | カードB | 保険会社Cの海外旅行保険 | 合算結果 | |
---|---|---|---|---|
傷害死亡 | 500万円 | 1000万円 | 1000万円 | 1000万円 |
傷害後遺障害 | なし | なし | 1000万円 | 1000万円 |
障害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 1億円 | 1億400万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 | 1億円 | 1億470万円 |
救援費用 | 100万円 | 100万円 | 1億円 | 1億200万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | なし | 4000万円 |
携行品損害 | 10万円 | 15万円 | なし | 25万円 |
【クレジットカード必要な方へおすすめです】
・旅を控えてて、カードの準備がまだな方
・既に持ってるけど、追加で用意しておきたい方
おすすめポイント!
①「Booking.comカード」は、年会費が永年無料
②最大2,500万円の旅行傷害保険も付帯!
③旅行傷害保険も年会費無料なのに三井住友カードのクラシックAカードの保険を付帯
(クラシックAカードは通常年会費が1,500円)
おまけに
・入会だけで「Booking.Genius」会員にアップグレード。
宿泊代金10%OFFに加え、
レイトチェックアウト・無料空港送迎・ウェルカムドリンクなど
無料でサービスが受けられる!
・キャッシュバックで最大6%還元!
・Rentalcars.com」でのレンタカー予約が8%OFF!
見た目が格好いいだけじゃなくて、内容がまさに旅好きな人向けって感じです!
いいチャンスだと思うので、検討してみてくださいね。
海外旅行保険 選び方
ここでは、海外旅行保険の加入を検討しているけど、『正直保険なんて自分から加入したことないし、どうやって選んだらいいかわかんない!』なんていう方のためにいくつかの選ぶポイントをご案内します。海外旅行保険は、自宅を出発してから帰宅するまでの間に発生したケガ・病気・損害等を補償する大事なものなので、しっかりと把握した上で加入出来たほうがいいですよね。
①補償内容を理解する(特に重要な項目については確実におさえておく)
・傷害治療費用
ケガで病院にかかった場合の治療費を補償します。
例: 歩行中に車ではねられて足の骨が折れ、松葉杖に・・
・疾病治療費用
病気になった場合、その病気の治療にかかった費用を補償します。
例:海外滞在中にインフルエンザに、予防接種なんかしてない・・
・救援車費用
海外旅行中に死亡したり、重傷・重病を負ったりした場合、遺体の搬送や病人の移送が必要になった時にかかる費用を補償します。
例:現地から日本へ搬送される際の飛行機代
・傷害死亡・後遺障害
ケガで死亡または後遺障害を負った場合に補償
例:現地でスキー中に転倒し、骨折、現地で治療を受け、帰国後も身体にマヒが残ったなど
・疾病死亡・後遺障害
旅行中に病気にかかり死亡したり、後遺障害が残った場合にかかる費用の補償
例:海外旅行中に肺炎になり、現地の病院で手当を受けたが、旅行先で死亡された。
・個人賠償責任
誤って他人の身体や物を傷つけてしまった場合、その損害賠償金を補償
例:ホテルでお風呂に湯を貯めようとして出しっぱなしで忘れて水びだしに・・
・携行品損害
身の回りの物が盗難に遭ったり壊れたりした場合に補償
例:ふとした瞬間に荷物がなくなった、スリにあったなど・・
・航空機寄託手荷物遅延費用
手荷物の到着が遅れたために身の回り品を購入した場合、その費用を補償
②サポート体制を確認する。
金銭的な補償額だけでなく、現地でのトラブル処理や日本語サポートなどのサービスを無料で受けることができます。いざというときトラブルに慣れているプロのスタッフがいてくれたら頼りになりますよね
例: 病院の紹介、入院の手配、通訳サービス、キャッシュレスサービス、盗難手続きの案内、弁護士の紹介など
まとめ
いかがでしたか?
自分の夢ややりたい旅だからこそ、自分の身は自分で守るっていうことが大切ですよね。旅を通してみなさんに成長して頂きたいからこそ、この足元となる部分の保険、しっかりと検討して安全な旅を過ごしていただきたいと思います。
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