『バックパッカーの旅は、何に出会うかわからないからやめられない、それは人生にもよく似ている気がする。小石を蹴飛ばしながら大自然の風に吹かれてどこまでもいってみようじゃないか』
・バックパッカーを虜にするニュージーランド【南島】
・旅の方法|ニュージーランド【南島編】
・宿泊場所
・ニュージーランド・バックパッキング
・真冬のロードトリップ
・ワナカ・クイーンズタウン周辺の大自然
・外せない名所
・番外編
バックパッカーを虜にするニュージーランド【南島】
バックパックの旅をすると一口に言っても、その方法は国や地域の特色で選択肢は様々です。
今記事ではあなたのニュージーランド旅の準備を助けるような情報と、私が6週間のロードトリップをしたときのハイライトや美しいニュージーランドの自然をトレッキングした様子をまとめていきます。
あなたのバックパックの旅が興奮と感動で溢れますように。
旅の方法|ニュージーランド【南島編】
ニュージーランドを旅される方の中には、ワーキングホリデーや留学、もしくは会社の休暇を使った旅行にこられる方やセミリタイア/リタイアなどでゆっくりこられる方など様々です。
ニュージーランドの主な公共交通機関は飛行機かバス、フェリーとなります。(一部区間列車あり)
運転が可能であればレンタカーなど車での旅がおすすめです。
ニュージーランドには見どころがたくさんあり、公共交通機関だけではなかなか到達できない場所があるからです。
道路は日本と同じ左車線(右ハンドル)です。交通ルールの違いは、主にラウンドアバウトと速度制限となります。
By originally created by Mintguy, prettified by Fredrik – Own worktransferred from English Wikipedia, original upload see file history, CC BY-SA 3.0, Link
速度制限は、基本100km/h、街や住宅街ではエリアごとで速度制限があります。
速度制限のない道では信号もなく景色が広がった道が多いので運転も気持ちがいいです。
photo:Va?ek Vinklat
①レンタカー
ニュージーランドで旅をするのに最もおすすめな移動方法です。
数か月の滞在であったり、ワーキングホリデーや留学などで1年滞在する方は車を購入してしまうのも一つの選択肢だと思います。
ニュージーランドは中古車がたくさん出回っており1000ドル(約7万5千円)あれば十分走行可能な車を見つけることが可能です。
名義変更の手続きも簡単なのでめんどうな手間がありません。
※車に詳しくない方の場合、個人売買よりもディーラーや中古車やなどからの方が得策かもしれません。
車タイプ
【キャンパーバン】
旅好きなら一度は憧れるキャンパーバン。
車での寝泊りを考えて設計されているので快適にロードトリップを楽しめます。
メリット
・車内にトイレやキッチン、ベッドが揃っているので、道具を揃える手間がいらない。
・車が家なので、ホテルを探す手間が省ける、宿代がかからない。
・仲間や家族揃って旅ができる
デメリット
・レンタル代金が高い。
【ワゴンもしくはステーションワゴン】
バックパッカーに人気なのがワゴンもしくはステーションワゴンタイプです。
ワゴンタイプは後部座席にベッドやキッチン用品などをDIYで組みこむことができます。
私はステーションワゴンタイプが使いまわしがよく気にいって所持していますが、かつては3人6週間のロードトリップで全員車内で寝ていました。
テントを積んでいるので荷物を全てテントに放り込む感じですね!
メリット
・安価でレンタルもしくは購入ができる
・乗用車なので、運転もらく
デメリット
・車種によってはスペースが少なく、料理、寝るときなど状況に応じて物を取り出したりする手間がかかる
・大人数での旅が難しい
・料理や、キャンプギアーなど自分で揃えなければならないことが多い。
②バス
バス旅を検討するならインターシティの『フレキシパス』もしくは『トラベルパス』がおすすめです。
InterCityFlexiPassR(インターシティ・フレキシパス)は、ニュージーランドのリアルな経験をしたいバックパッカー向けにデザインされているバスチケットです。
行きたい場所へ、行きたいときに、あなたの旅のスタイルに合わせて使用できます。
パスは、各15、25、35、45、60時間で販売されています。
あなたがどれほどの距離を旅する予定でいるかによって選ぶといいと思います(^^)
『トラベルパス』は、ルートは予め決まっていますが、日程は期限内であればいつでも使うことができます。
また北島⇔南島間のフェリーチケットがセットになっているので、移動はこれ一枚でしまうという優れた便利パス。
メリット
・運転のことを気にしなくていいので、気が楽かもしれない。(もしくはお酒が飲める)
・移動費がパス一枚で済むので、旅費を分けやすい
デメリット
・バスの停車は名所ばかりなので、自分のこだわった場所や隠れスポットにいくことができない
・バスの時間帯を気にして行動しなければいけないので、ある程度行動予定が決まってきてしまう
③ヒッチハイキング
ヒッチハイクは、いかにも旅人!なんてイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ニュージーランドではわりかしヒッチハイクは日常茶飯事そこら中で行われています。
例えば仕事に行くとき、帰るとき、もしくは週末に他所の街へ遊びにいくときなど、気軽に行われています(^^)
そんなノリでヒッチハイクをしながらニュージーランド縦断してみたよ!って以前ロードトリップを共にしたドイツ人のファビアンが言ってました。
ヒッチハイクは経験すると好き嫌いも多少わかれるかもしれませんね。
でも何事も経験、やってみてから判断してみるといいでしょう☆彡
メリット
・交通費がかからない(もしくは、ほとんどかからない)
・ランダムで色んな出会いがある
・予想もしれない出会いに面白い経験につながることも
デメリット
・停まってくれる車次第なので、予定が立てにくい
・距離や場所によっては目的地まで当日中にたどり着けないこともある
・主要通りから外れた目的地に行くことが困難
宿泊場所
主な移動方法が決まったなら、今度は寝床の確保です。
ニュージーランドでバックパッカーの旅をするなら主な宿泊方法は、以下の3つに大きく分かれます。
①キャンプ
バックパッカーといえば旅、旅といえばキャンプではないでしょうか(^_-)-☆
ニュージーランド国内にはDOC(政府による保全省)が管理するキャンプグランドだけでも200を越えます。
施設や利用料は様々ですが、普通に水やトイレだけが必要なのであれば一人あたり0~15ドルで簡単に見つかります。
キャンプを検討してるあなたにはキャンパーメイトのアプリが欠かせません。
ホテル(ホステル)
photo:Barnacles Budget Accommodation
なんといってもきちんとしたベッドで寝れる心地よさは欠かせませんよね^^
ホテルで旅の疲れをきちんと癒すのもいいですし、もしくはホステル(バックパッカーズ)などであちこちから集まる旅人同士で出会いや会話を楽しんで情報交換するのも旅ならではの醍醐味でしょう☆彡
宿探しはBooking.comがおすすめです。
民泊
カウチサーフィンやAirbnbなどを使って、ニュージーランド現地で暮らす人々のお家に泊めてもらおう!
現地に暮らす方との触れ合いにより、一層ニュージーランドを感じられること間違いなし!
現地情報なども同時に得られるので一石二鳥?!
ニュージーランド・バックパッキング
真冬のロードトリップ
2017年6月13日~7月21日までの約6週間。現地で出会った友人3人で北島はカティカティから東海岸を、フェリーで南島に上陸してから西海岸を下りミルフォードサウンドへ。
合計走行距離にして約3500㌔(北海道最北端から沖縄まで) 主にキャンプグランドに宿泊、数日に一度シャワーとWIFI欲しさにバックパッカーズホステルに宿泊しました^^
主なハイライトをあげながらおすすめのスポットをご紹介していきます。
北島ハイライトまとめ
北島は別記事で詳しく書いているのでここではほんの一部書きますね。
①イーストケープの日の出
世界一で初めに登る日の出スポット。
魔法のヴェールに包まれたような神秘的な日の出でした。
②レインボーブリッジ
道路の真上をまたぐ虹の橋
③Lake Tutira Campsite in Napier
レイクフロントのキャンプグランドで迎えた冷えた朝、
霧の幻想を目にしながら飲むコーヒーが何より美味かった
④ケープパリサー
通行止めでもなんでもない、これが道だと言い張るNZがたまらない☆
⑤アザラシ
野生のアザラシ、近づくとシャーと警戒される
南島ハイライト
①フェリー
南島をフェリーで渡った夕暮れ、一分一秒毎に表情を変える空は絶句です。
②アルプスのハイジ in Puponga
プポンガの丘で羊の群れを発見!
ついつい追いかけてしまっていますが、羊たちにストレスをかけるのはいけませんね、、。
③雪山トレッキング in Mt.Arthur
山小屋(ハット)に宿泊した2日間のトレッキング。
2日目山小屋で目を覚ますと外を大吹雪、中腹から頂上を目指すも視界5メートル、吹き飛ばされずに立っているのもやっとの山風に登頂を断念、、。
自然の厳しさを身に染みて感じたトレッキングでした。
④カフランギ国立公園 オパララ盆地
人間の手つかずで守られてきたまるでジブリのような神秘的古代の森、
⑤Taramakau Road-Rail Bridge(タラマカウロードレールブリッジ)
タラマカウロードレールブリッジは、西海岸GreymouthとHokitikaの中間はKumaraにある鉄道橋、驚くことは鉄道と車の共有の橋で、さらには一車線なので片側ずつしか通行できない。現在は工事が進んでいる。
⑥フランスジョセフ氷河
ニュージーランド好きなら言わずと知れた有名氷河の一角
ヨーロピアンで初めてこの地を訪れたオーストリア皇帝フランツ・ジョセフの名前が由来
この氷河はかつて31㎞離れた海まで伸びていた
⑦Matheson lake(マセソン湖)
マセソン湖はフォックス氷河付近にある湖で水面に映る景色の美しさで有名な場所。
ちなみに反射して移るには、マウントクックやタスマン山がある。
天気や時間帯、また角度によって映り方がよくかわるので、カメラ好きにはたまらない。
⑧フォックス氷河
夕暮れ時に映し出された山筋のシルエット、奇跡の一枚
1872年にニュージーランドのウィリアム・フォックス首相が名前の由来
⑨ブルー・プールズ・ウォーク
マウント・アスパイアリング国立公園に沿って流れる川。
水が青く見えるのは氷河から流れる水には岩石を砕いて吸収したミネラルを含んでるため。
⑩ワナカ
ワナカのシンボル的存在ワナカツリー
100年以上もこの冷たい湖にそびえ立つ根性もの
⑪ワカティプ湖
クイーンズタウン周辺を流れる湖
⑫ミルフォードサウンド周辺道路の虹
ニュージーランドではおなじみの虹
⑬ミルフォードサウンド
フィヨルドランド国立公園内にあるユネスコ世界遺産
ニュージーランドに滞在するなら一度は訪れる価値のある場所。
年間平均182日は雨が降るといわれているが、雨は雨で霧がかかって雰囲気がでます。
また近隣のダフトフルサウンドも同様に人気。
こちらは団体観光客が少ないだけにバックパッカー向け?!
ワナカ・クイーンズタウン周辺の大自然
①Isthmus Peak Trail(イズスマス・ピーク・トレイル)
ワナカ湖とハウェア湖が一望できるポイント
往復5-7時間です。
この日は新雪深さ平均膝高のところを登頂、寒かった~
②ロブロイ氷河
マウント・アスパイアリング国立公園の一部の氷河です。
ワナカから車で片道1時間、トレッキングは往復約3時間が目安です。
観光客が多くなく、バックパッカーにはうってつけです!
③パラダイス
クイーンズタウンからワカティプ湖沿いに進んだところにあるグレノーキーの更に奥に進んだ隠れスポット。
写真は目印の看板ですが、行った先の興奮は是非ご自身で体感してください♪
※オフロードなので4wdがあれば得策ですが、乗用車でもどうにかいけると思います。
外せない名所
①マウントクック
Hooker Valley(フッカーバレートラック)からの景色
②テカポ湖
世界遺産級の星空として、多くの日本人観光客を呼んでいる観光名所。
そのテカポ湖の象徴でもある羊飼いの教会。
番外編
①ペンギンツアー
クライストチャーチ周辺アカロアのペンギンツアーに4WDセルフドライブで参加。
ペンギンもすごいけど実は何よりすごいのは半島になぞって走る崖っぷちのオフロードだったり、、。
まとめ
いかがでしたか?
大自然にあふれるニュージーランドの南島でバックパッカーの旅出る準備は出来ましたか?
移動手段と宿泊方法の目安を決めたなら、感動を呼びそうな旅先をいくつかピックアップしてみましょう!
ニュージーランドにはルートの選択肢が多くないのでルート決めは決して難しくないはずです。
それよりも大切なのは、後悔ないほど思い切ってニュージーランドに飛び込んでください、きっとあなたもこの魅力あふれるニュージーランドに恋に堕ちるでしょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございます^^