ニュージーランド、治安がとても良く、過ごしやすい国ということもあり、留学先として、また、永住先として高い人気があります?
そんなニュージーランドは実は私の初留学先でした(もうかれこれ、約15年前のこと・・)英語に興味があるだけで、ほとんど何も話せない状態での2週間でしたが、ホームステイをする中で人の優しさに触れ、ファームスティをする中で自然の広大さを実感し、いつかまた英語が上手くなったらまたニュージーランドに来たい!という目標を持って帰国したのを今でも鮮明に覚えています。
2週間でも人は何か日常とは異なる環境下にいると、必ず何か新しい発見をし、今後の人生につながっていくわけですね~?不思議ですが、素敵なことですよね(*^^*)
ところで、話をもとに戻しますがニュージーランドといえば、何が想像できますか?英国文化の影響を色濃く残すニュージーランドでは紅茶のイメージが強いように思われるかもしれませんが、実はカフェ文化が根強く、街のあちこちにカフェが点在し、コーヒー好きが多い国です。首都ウェリントンはアメリカのCNNで世界8大コーヒーの街に選ばれるなど「コーヒー文化の街」とも言われています。
意外なことに、ニュージーランドは世界のどの国よりも焙煎機の数が多く(人口一人当たりで計算)、政府認定のバリスタ資格がある国でもあります。
街の中にはおしゃれなカフェが沢山点在していて、コーヒー好きな方は色々なカフェでコーヒー巡りができるので、きっと楽しいはず(*^_^*)
そんなコーヒー文化が根強いニュージーランドで、バリスタの勉強ができる学校が結構沢山あります!中にはニュージーランドの国家資格が取れる学校まで?そもそもバリスタが国家資格になっているって、すごいですよね!!それほど、ニュージーランドではコーヒーはすごい存在?!なのかもしれません( *´艸`)
コーヒーを作る人の資格「バリスタ(Barista)」はカフェが好きな方、コーヒーが好きな方におススメのコースです!コースは2、3日のものから2週間、4週間と短期で獲得できる資格なので、ワーホリの方はもちろん、観光や学生ビザの方でも取得可能です。今回バリスタの学校はあえて、NZQA、ニュージーランドの教育省発行(国家資格)のバリスタ資格が取得できる学校を紹介しますね!とても人気の学校で毎回満席なので、早めの申込をおススメします!!
??バリスタとは? ??
Anonoymous work for hire for CHI Polska [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons
バリスタ(Barista)とはイタリア語でバール(bar)でサービスをする人のことを言います。(バール(bar)でサービスをする人(?ista))バールのカウンターに立ち、エスプレッソをはじめとするコーヒーを淹れるお仕事で、豊富な経験、また確かな技術で味を守り続けるのがバリスタです。バリスタは単にエスプレッソを淹れるだけではなく、お客様への良質なサービスができてこそ、一流のバリスタとされています。接客のプロであり、お客様の好みに合わせて気持ちを込めてコーヒーを淹れるプロのことをバリスタと言います。レストランで働いている人の全てをシェフと呼ばないように、カフェで働いている人の全てをバリスタとは呼びません。
??バリスタコース??
ニュージーランドの学校では、バリスタスキルを学ぶコースの他に、政府認定のバリスタ資格が取得できるコースを開講している学校があります。バリスタコースでは、上質なエスプレッソの作り方や良いコーヒーの作り方に対する理解、器具の準備や掃除の仕方、接客中の適切なサービスなどを学びます。実際にエスプレッソマシンを使いながらコーヒーの淹れ方を学んでいきます
バリスタコースは主に資格取得コースとトレーニングコースに分かれます。
*資格取得コース:ServiceIQ(元HSI)というNZの資格が取得可能です。コーヒーを入れるトレーニングだけでなく、コーヒーに関する知識もテキストを使って勉強していきます。
* トレーニングコース:それぞれの学校が開講しているトレーニングコースは資格にはなりませんがより実践を重視したものが多くなっています。
??バリスタ資格??
ニュージーランドにはバリスタ国家資格ServiceIQ(HSI)という資格があり、実技・筆記のテストに合格すると資格を取得できます。筆記テストでは、コーヒーの基礎知識、コーヒーの淹れ方、器具の手入れの方法などコーヒーに関する知識が求められ、実技テストでは、6種類のコーヒーを作ります。(ショートブラック(エスプレッソ)、ロングブラック、ブラックホワイト、ラテ、カプチーノ、モカチーノ)
短期間取得が可能な国家資格のため、「将来バリスタとして活躍したい!」「学んだ英語で何か資格を取りたい!」「短期留学をしてみたい!」「せっかく海外に来たのだから日本食レストラン以外での仕事を経験してみたい!」という方には非常におすすめです。
?国家資格(Service IQが取得できる学校?
??Aspire2??
??学校ホームページ:https://www.aspire2international.ac.nz/welcome-japanese/
??2週間・月~木 17-20時
オークランドでバリスタ・コースと言えばaspire2と言われるくらい、大人気のコース(*^▽^*)
バリスタの国家資格が取れ、さらに夕方から授業が始まるので午前・午後はESLの授業を同じ学校で受けたり、観光したりと自由な時間を過ごせます?
コースではニュージーランドで人気があるコーヒーの種類や食品管理の基礎、キッチンでの安全面やコーヒー・マシーンの使い方などを座学で学び、その後は実際のコーヒー・マシーンを使って各種コーヒーの作り方を本格的に実践形式で学んでいきます?
コースは下記二つのコースから選べます!
①全12時間の体験コース(1週)
②全24時間の資格取得コース(2週 or 4週)→修了時にServiceIQというNZQA(NZ教育省)が発行するバリスタ資格を取得出来、カフェやレストランでの就職の可能性が①よりグンと広がります?♪
私も一昨年、仕事を辞めてニュージーランドに旅行兼プチ留学で訪れた際にこちらの学校で2週間のバリスタコースにお世話になりました(*^_^*)
少人数での実施の為、一クラスの人数は10人弱でした!とてもアットホームな環境の分、先生もしっかりチェックしてくれたので毎日の学びが濃かったです?♪国籍は本当に様々、特にアジアからの留学生に人気があるようです(^^)/年齢も様々で、クラスではみんな和気あいあいと年齢は異なっても楽しかったです(*^▽^*)
??コース??
①Espresso Beverage Makingコース(1週間)
このコースは上質なエスプレッソやアレンジコーヒーの作り方を学ぶ、実技中心の12時間コースです。当コースを通して、エスプレッソマシーンの使い方・コーヒーのレシピ・専門用語やテクニック・豆の挽き方や保存方法を学ぶことができます。
また、地元のカフェなどでプロのバリスタとして働いた経験豊富な講師から、ニュージーランドスタイルのコーヒーを学ぶこともできます。
期間 | 月~木曜日の1週間 |
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時間 | 5pm-8pm 合計12時間。月曜が祝日の場合は火~金曜日になります。 |
資格の種類 | ・学校発行のサティフィケート:A2I Certificate of Attendance |
コース内容 |
<1週目> ・国内のコーヒー業界や最新のコーヒーの流行について ・エスプレッソマシーンの使い方 ・本格的なコーヒーの注ぎ方、豆の挽き方、美味しいエスプレッソショットをつくる最適なタイミングなど ・一貫して安定したエスプレッソやミルクの作り方への理解を深める ・3種類のブラックコーヒーと4種類のホワイトコーヒーの作り方を通して、おいしいコーヒー作り方への理解を深める ・器具の手入れや掃除の仕方 ・基本的なラテアート(生徒数や授業の進行具合による) |
入学基準 |
年齢:満16歳以上(Aged 16 years and over) 英語力:Pre-intermediate以上(IELTS 4.0/TOEIC 450/英検準2級程度) |
料金 | NZ$300 |
②Barista Essential with NZQA credit コース(2週間)
ニュージーランド経済の中でも急成長しているホスピタリティー業界の中で、優秀なバリスタは常に求められている人材です。NZQA(NZ教育省)が認定するバリスタ資格取得を目指す当コースでは、バリスタとしての包括的な知識や、実践的な技術を修得します。また、プロのバリスタとして地元カフェなどで活躍した経験を持つ講師から、ニュージーランド流コーヒーのヒントを楽しく学びます!
期間 | 月~木曜日の2週間 |
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時間 |
5pm-8pm合計24時間。月曜が祝日の場合は火~金曜日になります。 コース2週目に実技・筆記共に試験があり、合否を判定します。 |
資格の種類 |
・教育省認定のバリスタサティフィケート:ServiceIQ Certificate of Achievement (unitstandard) ・学校発行のサティフィケートEspresso Beverages for Services (5 credits)+A2ICertificate of Attendance |
コース内容 |
<1週目> ・国内のコーヒー業界や最新のコーヒーの流行について ・エスプレッソマシーンの使い方 ・本格的なコーヒーの注ぎ方、豆の挽き方、美味しいエスプレッソショットをつくる最適なタイミングなど ・一貫して安定したエスプレッソやミルクの作り方への理解を深める ・3種類のブラックコーヒーと4種類のホワイトコーヒーの作り方を通して、おいしいコーヒー作り方への理解を深める ・器具の手入れや掃除の仕方 ・基本的なラテアート(生徒数や授業の進行具合による) <2週目> 復習+実技&筆記試験がメイン |
入学基準 |
年齢:満16歳以上(Aged 16 years and over) 英語力:Pre-intermediate以上(IELTS 4.0/TOEIC 450/英検準2級程度) |
料金 | NZ$495 (試験費用、材料費、教材費すべて含まれています) |
??就職支援センターも無料で利用可能です!aspire2には大学コースの学生の為の就職支援センター(aspire2work)があり、ここでアルバイトの情報や卒業後の就職について相談出来るようになっています。
そしてこの支援センターを一般英語コースの学生にも開放し、英文履歴書の作成アシスト、添削、面談、ワーキングホリデー向けのお仕事やボランティアの紹介、更には面接のロールプレイまで無料で受ける事が出来ます。
このような手厚いサポートが受けられるのは、Aspireだけ!と言えるくらい、満足度の高いサポート内容で、ニュージーランドにワーキングホリデーなど仕事ができるビザをお持ちの方には特に一押しの学校です(#^^#)
??アクセス・立地??
住所 | Ntec Tower, 20 Hobson Street, CBD,Auckland1010 |
?カフェが主催するコースもおすすめ!!
NZQAの国家資格にこだわらない方には、人気カフェや他の学校が主催するバリスタコースも受講できます。
実技をメインとした1日コースや仕事体験などのオプションもあるので、ニュージーランドのカフェの雰囲気を味わいたい人にはおすすめ。初心者はもちろんのこと、経験者用のコースなど幅広いオプションがあります。
??MOJO
https://mojo.coffee/pages/training
??BaristaAcademy
https://baristaacademy.co.nz/our-training/barista-training/
?おまけーニュージーランドコーヒー用語―?
・ロングブラック-アメリカーノより少し濃いめのブラックコーヒー。小さなサイズのカップ(6オンス、もしくは8オンス)にお湯を注ぎ、そこにエスプレッソショットを落としたもの。
・ショートブラック-エスプレッソ
・フラットホワイト-1~2mmの薄めのフォームミルクのラテ。
・ラテ-5MMのフォームミルクのラテ。
・カプチーノ-1cmのフォームミルクにココアパウダーを振りかけたラテ。
・ピコロラテ-ミニサイズのラテ。
・モカ-エスプレッソにチョコレートソースを混ぜてラテと同じ分量のフォームミルクを加えたドリンク。
・ショート・マキアート-ショートブラックの上に少しフォームミルクを落としたドリンク。
・ロング・マキアート-上記のロングブラックバージョン
・フラッフィー-カプチーノ位のフォームミルクの上にココアパウダーをたっぷりかけたココアのようなドリンク。お子様に人気?
まとめ
いかがでしたか?
コーヒー文化が深く根付いているニュージーランド??ニュージーランドにおけるカフェなどの接客業界の質の高さは「キウイ・ホスピタリティ」という名前で知られるほどです(*^_^*)
高いクオリティを誇るニュージーランドには実は日本では沢山あるスタバはあまり浸透していません。そして、チェーン店のカフェは本当に少なく、個人経営のカフェはが多いのがニュージーランドの特徴でもあり、魅力です?♪
チェーン店はもちろんのこと、どの個人経営カフェも個性があり、とてもハイクオリティで本当に美味しいコーヒーが飲めます?
ニュージーランドのコーヒー文化やコーヒーの技術は、コーヒーやカフェ好きには本当に魅力いっぱいだと思います(*^_^*)
私自身社会人を辞めて、結婚までのお休み期間に2週間Aspire2で上記のバリスタコースを受講しましたが、コーヒーって知れば知るほど奥が深いな~~と改めて感じると同時に、一杯のコーヒーへの情熱を燃やすことができたことは素敵な時間だったな~っと思っています♪♪
コーヒーへの関心はNeverEndingですが、ニュージーランドのカフェでもっと学びたかったです!!!(というくらい、ほんとに美味しいです!!笑)
今よりもっと美味しいコーヒーが作れるようになったら、きっともっともっとコーヒーの飲み方のバリエーションも広がります(*^▽^*)
これからニュージーランドでカフェやレストランでのお仕事探しをする方には、特に有利になるスキルですが、日本でも、他の海外でもニュージーランドで学んだコーヒースキルは絶対に役立ちます?
この記事が少しでも参考になれば幸いです(*^_^*)
最後までお読み頂きありがとうございました?
Cafeholicでした!