元海外生活カウンセラー・旅人TATSUです。
ワーキングホリデー(ワーホリ)で、最も人気なオーストラリア。そんな中でもファームをやろうかなと考えている方に『ファーム×英語習得』の魅力をお伝えしていきます。
私自身も、オーストラリア1年+ニュージーランド1年ワーホリをしていた時期がありました。
オーストラリアワーホリ【ファーム×英語習得の魅力】
実はタイトルがしっくりきていないのですが、、ともかくとして(笑)
冒頭で述べた通り、私は以前、某大手の海外留学斡旋の会社でカウンセラーをしていました。私のお客様はオーストラリアやニュージーランドにワーキングホリデーに行かれる方が9割でした。
お客様の大半は予算を気にされます。しかしそれと同じぐらい気にされるのが英語力でした。ほとんどの方が「英語に自信がない」もしくは「英語が話せない方」でした。
毎度、お客様にワーホリ年間イメージ計画表をつくって差し上げるのですが、いつも肝となってくるのがファームでした、それはなぜか?
①英語力が低くても、仕事が見つけやすい
②語学学校に行かなくても、仕事をしてお金を貯めながら英語が学べる
③友達が出来る。コミュニケーションを通じて更に英語力が伸びる
それでは一つ一つ詳しく書いていきます。
ワーホリで仕事を見つける難しさと英語力
この記事を読んでくださっているあなたの英語力はわかりませんが、きっとこの記事を読んでいるという事は、海外生活が初めてであったり、多少なりとも英語に不安があるというこで辿り着いたのではないかと思います。
「英語力がなくても大丈夫、いけばどうにかなるよ!」
って言われたり、目にしたこと、きっとありますよね。
実際に私も、航空券と10万円ちょっと握りしめて、ハナクソ程度の英語力で飛んできましたから(笑)
つまり言いたいことは「どうにかなる」と「やりたい仕事ができる」は違うということです。
単純に考えてみてください。例として、
日本語がままならない外国人の友人が日本で働くならどんな仕事がいいかな?と訊いています。
大切な友人なので、たくさん選択肢を与えてあげられたらとは思うでしょうが、
残念ながらそうもいきませんよね、、
つまり、オーストラリアにきて英語力がまだ低い状態では、現実として出来る仕事も限られてきてしまいます。
・日本食レストラン
・日本人旅行者向けのツアーガイド
・ファームなど
誤解があってはならないのできちんと言っておきますが、どれも魅力ある仕事だと思います。(私もニュージーランド在住ですが、時々副業で日本人の方を相手にツアーガイドをしています。)
ただ英語力を伸ばすという意図があるのならば、英語環境に身を置くことが賢明だと言いたいのです。
ファームなら英語はこれからという方でも仕事が見つけやすい、かつ英語環境に入りやすいという魅力があります。
また別記事で、ファーム仕事の探し方と季節別の早見表を書いていきますね。
※またここでは細かく触れませんが、セカンドワーホリ取得チャンスにもつながります。
ファームなら、貯金も出来て英語が学べて一石二鳥
ファームもしくはワーキングホステルが見つかれば、いざファーム仕事が始まりますね☆
もちろん働くのでお給料が発生します。
2018年の7月から、最低時給があがって$18.93になりましたね!
一週間に40時間(週一休みならもっとですね)働いたとしても757.2ドル。一か月では3000ドルを超えるでしょう。オーストラリアは基本、お給料は週払いもしくは隔週払い。
そこからタックスが引かれ、家賃やら食費がかかってくるのですが、それでも一か月に最低1000ドルは貯めることが可能です。セカンドワーホリの日数88日を貯めるまで3か月だけ働くにしても最低3000ドルは見込めます。
バンダバーグあたりで働いてた友達はパッキングの仕事で週に60時間働いてたと言っていました。お金がめっちゃ溜まるって言っていました。
ファーム仕事は大きく分けると
・Planting野菜などの種や苗の植え付け
・Pruning ぶどうなどの枝の剪定
・Picking 野菜や果物の摘み取り・収穫
・Packing 収穫した野菜や果物の箱詰め
となってきます。
またピッキングの仕事には
「Hourly job(時給のお仕事)」と「Contract(請負)」の二種類があります。
コントラクトの場合は、Bin(蓋つきの大きなごみ箱という意味がありますが、ここでは大箱のことを指します)一杯収穫するごとに定められたレートの報酬がもらえる仕事となります。
私の一生忘れられない、最高に楽しくて(そして苦い)経験は、ミルドゥーラというメルボルンの北500㌔ほどの場所で初めてのファーム経験をしたことです。
Workinghostel(ワーキングホステル)という、仕事をあっせんしてもらえる宿で、当時はピーク時で130人ほどのワーホリ人たちが滞在してました。
そこでは時給よりもコントラクトが一般的だったのですが、ワインブドウの摘み取りで、1ビンあたりのレートは??とにかく最悪。いくら頑張っても最低時給にも届きませんでした。
その後、ケアンズ周辺のアサートンというところでは時給制で20ドルぐらいだったと思いますが、本当によく稼げましたね。
コントラクトは、場所やレートなどで良し悪しがあるので、きちんと情報収集をしてから始めるといいと思います。
英語の話でいえば、当時イタリア人のルカが、
Have you got the time?(何時かわかる?)と聞いてきて、
It is thirteen past four (4時13分だよ)と答えるのですが、いつもThの発音が悪くて
「ハー?」と聞き返されたのを覚えています(笑)
職場でもこうして失敗をたくさん繰り返し少しずつ英語力は伸びていくのです。
間違えを恐れずに積極的に話しかけていきましょう。
いっぱい稼いで、いっぱい遊んで、しっかり英語を伸ばす
ファームで働く魅力は英語環境で働いてお金が稼げるだけではありません!
ファームで働く場合、その期間ワーキングホステルに滞在する人が多いと思います、滞在者の人数はホステルの規模やファームが忙しい時期かどうかにもよってきますが30~130人と沢山の人の中で生活することになります。
海外にきて、国を越えて沢山の友達をつくる絶好のチャンスです。
また友達を作っていく中で、伝えたい言葉や表現、逆に聞き取れない内容やアクセントなど学びは無限大です。
英語が学べる環境を、極限に活かす方法
せっかく英語が学べる環境でも、そのチャンスも活かさなくてはもったいないです。
ファームやワーキングホステルで英語を伸ばす私が実践した方法を教えましょう。
その1 積極的に話しかける
はじめは新しい環境になれなくてはなりません。積極的に「Hi,howareyou?」と話しかけて自分を売り込んでいきましょう。
「いや、私はそんな社交的じゃない、、。」と思うあなたに暗示してほしいことは、あなたのことはここでは誰も知りません、このタイミングで新しい自分のキャラクターのスイッチを押してみてください。
このスタートダッシュが切れたらあなたはWinner(勝者)です。
京都でシェアハウス生活をしている時代、海外の友人達が、
「英語を伸ばす秘訣はとにかく話すこと、話して話して話しまくること」
だとみんな口を揃えて教えてくれました
当時私の英語はハナクソでしたが、どうやったら英語が伸びるかのノウハウを先に教わっていたので救われていたところもあります。
今あなたもこの秘訣を知ったので、同じですよ!
その2 友達が出来たらいつもより少しだけ心を開いて話してみよう
「英語は酔っぱらってるときのほうが話せる」という人がいると思います。
実際にお酒が入ってときのほうが「あれ、今日はいつもより話せる!」なんて思いませんか?
そして、翌日目が覚めると、「あれ?昨日みたいにうまく話せなくなってる・・・」と思うわけです(笑)
つまり気持ちがオープンなほうが自然と言葉が出てくるということですね。
実は単純に考えればわかることなんですが、日本の友達同士でも呑んでるほうが普通に盛り上がりますもんね(笑)
その3 自ら学ぶ姿勢を忘れない
実はここが一番肝なのではないかと思います。
英単語って高校までで習う英単語で3000単語ほどといわれていますが、実は英単語の総数は100万以上あるといわれています!
実際に私が実行していたことは、
①仕事中でも遊んでいるときでも気になる単語や表現があったなら・・
・その場で誰かにきく What is the meaning of 〇〇?(その単語の意味は何ですか?)
・もしくは質問してもその答えがわからないなら
単語や表現を携帯などに保存しておく。(わからない単語は宝ですよ!)
②空いた時間にそれらの単語や表現を調べる
③理解出来たら、例文や自分の使ってみたい表現を暗記系のアプリに登録する
④暗記系アプリをまめにやる
⑤映画をよく見る(出来れば字幕もなしでみるといいですよ。ただ楽しく見るのが一番ですけどね)
まとめ
オーストラリアワーホリに来たなら、是非一度ファーム生活を経験してみてください。
ホステルで出会う仲間であったりだとか、そこでの思い出は一生ものの特別な思い出になるはずです。
英語は、自ら学ぶ姿勢を忘れずに継続してください。
1年間(言語の学びは一生続くと思います)続けたら、見違えるほど立派な英語話者になれます。
世界中どこを旅したって色んな人との出会いを今よりもっともっと楽しめます!
ここでの努力は絶対に裏切りません、それは間違いありません。(どこ目線でいってるのかなw)
ファーム生活で、いっぱい英語を学んで、そしていっぱいお金を稼いでくださいね!