南米大陸西端、国内で赤道が通っており、美しい大自然と色彩鮮やかな国 “エクアドル” ✨✨
太陽と緑、そして水・・
大自然の恵みをいっぱいに受けているエクアドルは自然の美しさをスペイン語で「エクアドル」という言葉は「赤道」という意味を持つエクアドルは、スペイン植民地時代に残された街並みがそのまま残っており、南米にいながらにしてスペインのようなカラフルで明るい文化に影響されたその街並みは「南米のスペイン」と言われています。
地球の反対側に位置するエクアドル、国の面積は、日本の約75%【25.6 万㎢】と日本の本州くらいの広さしかありませんが、高低差のあるエクアドルだけあって国内では気候に違いがあり、その気候は「ラ・コスタ(海岸地方)」「ラ・シエラ(山岳地方)」「エル・オリエンテ(アマゾン地方)」、「ガラパゴス諸島」の 4 つに区分されています。
一度は跨いでみたい「赤道」をはじめ、生命の楽園「アマゾン」や「ガラパゴス諸島」、多くの登山家を魅了する「アンデス山脈」、秘境中の秘境「サン・ラファエルの滝」など一つの国でありながら様々な風土が楽しめる素敵な国です✨✨
インディオやインカ、スペインが交じり合って、独特の文化を形成している国で、歴史的建造物や遺跡もたくさんある興味深い国でもあるエクアドル・・♬
International Living という旅行会社がまとめた、「リタイア後の移住国人気ランキング」 では2015年度に NO.1 に選ばれたことがあるエクアドル・・現在でも第6位にランクインしています(*^-^*)
そんな豊かな大自然とその中でのびのびと暮らす生き物たち、コパルトブルーのどこまでも青い海とそこで住む人々の澄み切った明るい笑顔・・
長くいればいるほどに、エクアドルのもつ深い魅力に惹かれてもっと滞在したい!と思う旅行者も多いのだとか・・!(^^)!
今回の記事では、エクアドルでのおススメ滞在日数と、用意すべき旅行費について、また治安、ベストシーズン、エクアドルで必ず訪れたいおススメ観光スポットを紹介していきます(*^-^*)
エクアドルの気になる旅行費用と観光まとめ
旅を計画する前に・・
おススメの旅行日数
旅行日数は、どこに行くか、そこで何をするかによって決めます。
観光地として人気がある首都“キト”市内だけを訪れるということであれば、2~3日あれば十分ですが、エクアドル国内観光で人気のガラパゴス諸島、アンデス山脈、アマゾン川などを周遊する場合には、やはり最低 8 日間~2週間の滞在がおススメです(*^^*)
エクアドル旅行の予算
エクアドルでは米ドルが使われています。
かつて、エクアドルには現地通貨の「スクレ」があったのですが、ハイパーインフレによりスクレは廃止され、2000 年 3 月より米ドルが法定通貨となりました。
エクアドルは、中南米ではパナマに次いで 2 番目に米ドルを通貨として導入した国です。
エクアドルの物価は、日本の約 1/2~2/3 程度です。
一日当たりの平均予算は、約 53 ドルとなり、約 5,500 円程度になります。
【内訳】
• 食費: 10~15USD (1,041~1,561 円)
• 宿泊費: 20~30USD(2,082~3,123 円)
• 交通費: 2~7USD (208~729 円)
• 観光費(ツアーなど) 20~50COP(2,082~5206 円)
• その他(チップなど): 1~3 COP (104~312 円)
ちなみに
☞1週間の平均予算:約 300~400USD
☞2週間の平均予算:約 600~700USD
となります。
エクアドル観光ベストシーズン
観光のベストシーズンは、降水量が少ない乾季です。
エクアドルの気候は地域によって大きく特徴が異なる為、どの季節に行くかは観光する地域に応じて考えるのがよいでしょう✨
シエラ(山岳地帯)には首都キトがあります。
赤道直下でありながら標高が高いため気温も涼しく、「永遠の春」と呼ばれるほど 1 年を通して過ごしやすい気候ですが、一方で、コスタ(海岸地帯)は 5~11 月の乾季は気温も 25℃前後で比較的過ごしやすいですが、12~4 月の雨季は湿度が高く気温も 30℃を超えることがあります。
オリエンテ(熱帯雨林地帯)は 1 年を通して雨が多く、ガラパゴス諸島は雨季と乾季で降水量の差が大きい特徴があります。
エクアドルで訪れたいスポット5選
① 首都「キト」
+バニョス・デ・アグア・サンタ【ホッとするエクアドルの温泉町】
② 生物の宝庫「ガラパゴス諸島」
③ インカ帝国への道「カパック・ニャン アンデスの道」
④ レトロでおしゃれな海沿い商業都市「グアヤキル」
⑤ 秘境中の秘境&アマゾンへの入り口「サンラファエルの滝」
・首都「キト」/Quito
観光時間(日数)のめやす:2~4日
標高 2800m を超える高地にあるエクアドルの首都「キト」✨✨
キトはインカの時代からスペイン統治時代までおよそ 800 年に渡り、南米の主要都市として栄えました。
赤道直下にある町で標高が高いため気候は穏やかで、“年中春の街”と言われています(*^-^*)
街全体がユネスコ無形文化に登録されており、植民地時代からの石畳、バロック様式の教会や修道院、噴水、大きな広場や政府の建物が点在していて、南米のヨーロッパのような雰囲気があり、とってもお洒落で散策しているだけで楽しくなってくる景色ばかりです♪
またその近くには、カラフルなインディアン・マーケットが並び、魅惑的なコントラストを織り成しています。
夜になると、あちらこちらの建物がライトアップされて、とてもきれいなので夜のキトも必見です(*^-^*)
+α 秘境温泉の街-バニョス・デ・アグア・サンタ-/Baños de Agua Santa
首都キトからバスで南に約 3 時間のトゥングラワ山の麓にある、秘境の温泉地“バニョス・デ・アグア・サンタ”!
標高 5,000m にものぼるこの活火山は、雲や自身の吐き出す煙に姿を覆われていることが多く、まさに日本の富士山のような見事な三角形の山姿は、運が良ければキトからバニョスへ向かうバスの中から見られるかもしれません(*^-^*)
村の中には 4~5 か所の温泉施設があり、その規模もさまざま(*^-^*)
男女混浴なので、水着を忘れずに・・!
また、実はこの町、温泉はもちろん、大自然の中でのアウトドアアクティビティーがリーズナブルに楽しめると観光客に人気があります!
特に、空に向かって飛び込む空中ブランコは是非この村で挑戦したいアクティビティです♪♪
・生物の宝庫「ガラパゴス諸島」/Galapagos Islands
観光時間(日数)のめやす:2日~6日
エクアドルの首都“キト”から飛行機で約2時間の距離にある、ガラパゴス諸島✨✨
世界遺産に登録されているガラパゴス諸島は南米エクアドルの西約 1,000km の太平洋に位置し、太平洋の赤道直下に浮かぶ大小 の 19 の島々から成っています 。
イギリスの生物学者チャールズダー ウィンが進化論の着想を得た場所としても有名で、島ごとに独自の生態系を持ち、イグアナを代表とする様々な固有の生き物が生息しています(*^-^*)
ガラパゴスに住む動物たちは、とっても人懐っこく、人が近づいても物怖じせず、人と共生している微笑ましい姿がたくさん見られます♪
スペイン語でソウガメを意味するガラパゴがその語源になっているので、ガラパゴスの代表であるゾウガメは必見ですよ~~!
・インカ帝国への道「カパック・ニャン アンデスの道」/ Paso del Inca
Colegota, CC BY-SA 2.5 ES, via Wikimedia Commons
観光時間(日数)のめやす:1 日~3日
かつてのインカ帝国をつなぐ、約 3 万 km にも及ぶ世界遺産「カパック・ニャン アンデスの道」✨✨
南米チリ・アルゼンチン・ボリビア・ペルー・エクアドル・コロンビアを縦に結ぶ、かつてのインカ帝国の道路網であり、ペルーのマチュピチュやチャビン・デ・ワンタル遺跡といった有名観光スポットにもつながっているのだそうです!(^^)!
世界遺産として認められているエリアだけでも全長 3 万 km。全てを含むと 6 万 km はあるのではないかとも言われています。
道上には多くのインカの遺跡が点在しており、道を旅しながら遺跡を訪れていると、まるで時空を超えて、当時のインカの世界にタイムスリップしたかのような錯覚が起こるかもしれませんよ~(*^▽^*)
広大な山の中にある道には、トレッキングコースが用意されており、人気のトレッキングコースは全部歩くとすると 4 日間ほどかかるのだそうです(#^.^#)
現在は 2 日間のショートコースも用意されています。
現在は、トレッキングコースは人数制限もあり、現地の政府認定のガイドを伴って行くことが義務付けられているので、要注意!です(^^)/
・レトロでおしゃれな海沿い商業都市「グアヤキル」/Guayaquil
By Renéantoniogal17 – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=57276445
観光時間(日数)のめやす:1日~3日
エクアドルの経済や商業の中心地となっているエクアドル最大の都市「グアヤキル」✨✨
海にほど近い港町にあり、一年中温暖な気候で、日本人好みの新鮮なシーフードが食べられるグルメの街としても知られています!(^^)!
また、グアヤス川沿いにあるラス・ペーニャス(Las Peñas)地区はグアヤキルで是非訪れたいスポットです!
400 年以上前の町並みや建物が残っており、古い石畳やカラフルな建物・・
またその絵のような風景に中にあるおしゃれなカフェやレストランは、とてもノルスタジックで美しすぎる景観が広がります♡
また旧市街は小高い丘になっていて、444 段の石段を上ると、頂上には灯台と小さな教会があり、街の美しい風景が一望できるので、時間があれば是非立ち寄ってみてください♪
注意事項としては、あまり治安が良くないので、特に夜間や、人通りの少ないエリアは1人歩きは避けた方が良いでしょう。
・秘境中の秘境&アマゾンへの入り口「サンラファエルの滝」/San Rafael Waterfall
観光時間(日数)のめやす:1 日~2日
広大なアマゾンへの入り口にある世界百名瀑にも選ばれている「サンラファエルの滝」✨
首都のキトから車で 2 時間 30 分程でアクセスができる、秘境と言われているこの滝は、エクアドル最大の高さ(約 160m)を誇る滝であり、迫力満点の滝です!
滝までは熱帯雨林の植物が生い茂り、野鳥のさえずりや滝や川の音が聞こえるマイナスイオンがたっぷり浴びられる癒しスポットにあります♪
キトからは日帰りでも行けそうな距離ですが、パパジャクタというエクアドルの地元民には有名な温泉で一泊するのがおススメです(*^^*)
歩き疲れた身体にエクアドルの温泉がじんわり~心も体も癒されてください♬
エクアドルの治安について・・
結論から言うと、治安は悪いです。
エクアドルの治安は、基本的には安定していますが、ところどころ危険な地域があり、注意が必要です。
特に、エスメラルダス県は、外務省の海外安全ホームページで、危険レベル 3 となっており、渡航中止勧告がでています。
首都・キトは注意が必要なレベルで、殺人や誘拐、麻薬組織の凶悪犯罪なども起きています。
旅行会社のツアーなどを利用しての旅行が安全で安心できるので、おススメです。
治安が悪い都市は少ないので、決してエクアドル全体の治安が悪いわけでなないです。
ただ、やはり日本と比べると治安は悪いということは常に念頭に置いて、身の回りの荷物には十分注意し、旅行を楽しみましょう!(^^)!
まとめ
いかがでしたか?
人生にポジティブな感情を持つ人が多いことでも知られる南米エクアドル✨✨
エクアドルは、豊かで美しい自然と多様な生き物、歴史が感じられる建築物など、1 つの国に多種多様な魅力が詰め込まれた、素敵な国です(#^^#)
スペイン植民地時代に残された街並みがそのまま残っているカラフルで、街を歩いているだけで気分が踊りそうになり、またそこで住む現地の人々は、いつも笑顔でとっても明るく活力に満ち溢れた人々です♪
一緒に時間を過ごすだけでも、パワーがみなぎってきそうですね!
エクアドルの物価は日本の約 1/2~2/3 程度、一日約 5,500 円で美味しいものを食べながら旅ができるということで、一般旅行者はもちろん、バックパッカーの間でも人気の国です♬
日本の本州くらいの大きさの、コンパクトな国の中には、4つの気候があり、気候によって見える風景が全く異なるのがエクアドルの最大の魅力です!(^^)!
一度は跨いでみたい「赤道」をはじめ、生命の楽園「アマゾン」や「ガラパゴス諸島」、多くの登山家を魅了する「アンデス山脈」、秘境中の秘境「サン・ラファエルの滝」など・・
一つの国でありながら様々な風土が楽しめる、刺激と感動の多い国です✨✨
日本では決して見ることのできないエクアドルだからこそ見られる一つ一つの光景は、一生忘れることのない貴重な経験となり、思い出となることでしょう♪
行きたい!と思った時が旅行する一番のタイミングです♬♪
人生一度きりなので、少しでも行きたい!と思えたら、是非挑戦してみましょう(*^▽^*)
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)\
Cafeholic でした!