皆さんはスコットランドと聞けば何を想像しますか?
自然豊かなケルト文化の国「スコットランド」
私たちが「イギリス」と呼んでいる国は正式には「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」と呼ばれており、イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの国で構成されており、スコットランドはイギリス北部に位置し、イギリス全土の約 3 分の 1 を占めています。
日本では「イギリス」という一つの国の中に、スコットランドという都市があるという認識を持っている人も多くいますが、実はスコットランドはスコットランドという一つの国になっており、イギリスとは異なる独自の文化を持っています?
ほかの3つの国々とは大きく異なる独特な雰囲気を持つスコットランド??
その独特な文化と温かくフレンドリーな国民性、また、偉大な大自然はまさに魅力で溢れています??
スコットランドはヨーロッパの中でも群を抜いて治安が良いので、一人旅にもおススメです(*^-^*)
美しい景色に、バグパイプの音色・・・そして、美味しいごはんにお洒落なパブやカフェ?♪
旅をしながらスコットランドの魅力を沢山発掘しましょう!
今回の記事では、そんな魅力がたっぷりのスコットランドについての歴史や基本情報を交えながら、一人旅におススメのスポットを紹介していきます!
スコットランドは歴史が古いので、歴史をおさえておくと、より一層スコットランドの旅を楽しめることでしょう(#^^#)
現地では沢山スコットランドの魅力に触れて、現地でしか味わえない感動に出会いましょう♪♪
スコットランド一人旅:ローランド地方&ハイランド地方
スコットランドはエディンバラやグラスゴー、アバディーンを中心とした栄えている街があり都会な南部ローランド地方と、インヴァネスを中心とした北部ハイランド地方に分かれています。
南部と北部で雰囲気がガラッと変わり、ローランドは丘陵地帯に牧草地が広がるイングランドの田舎のような景色と趣きのあるビルが立ち並ぶ都会の街並みの自然と都会の風景が広がる一方で、ハイランドは美しすぎる自然だけがあります!
険しい山々と美しい湖が織りなす大地、海と雄大な山々が織りなす島々、その大自然の景観にはきっと息を呑むことでしょう(#^^#)
また、景色だけでなくイギリスに対するイメージもこの二つの地方に住む人々の間で大きく異なり、ローランド地方が親英家なのに対し、ハイランドは歴史を重んじケルト系文化が根強いている為、反親英家が多いようです (・_・)
スコットランドの歴史
スコットランドは、ケルト人が国を構成したといわれています。
そこにアングロ=サク ソン人という民族が移民 し、ケル ト人と共存して長い年月をかけて国を作ってきました。
スコッ トラン ド王国は 1707 年にイングラン ドと併合 し、「大ブリテン王国 」になりました。今の「グレートブリテン」の原型です。
スコットランドは、イギリスからの独立を何度も叫んできま した。しかし2014年の住民投票では反対の声の方が多く、否決されてしまいます。結果現在でもイギリスのなかの1つの国として存在していますが、イギ リスとの関係は実はあまりよくないのかもしれません( ・_・)
ローランドの見どころ
1. エディンバラ<ハリーポッターの物語誕生の地>
イギリス・スコットランドの南東に位置する街「エディンバラ」。
街全体が世界遺産に登録されており、そこにはまさに映画の中の一場面のような素敵な街並みが目の前に広がります??
かつてスコットランドが王国だった時代、このエディンバラは首都として栄えていました。
街は大きく、旧市街と 18 世紀以降にできた建物が多い新市街に分かれており、新旧の良さが上手く調和しており、見どころがたくさん詰まっています(*^-^*)
またエディンバラは、ロンドンに次ぐ食の都としても知られており、スコッチウィスキーはこの街に来たら外せません!
・ロイヤル・マイル/The Royal Mile
エディンバラ観光の中心となる道「ロイヤル・マイル」。
エディンバラ城からホリールード宮殿まで続くメインストリートでスコットランドらしい雰囲気が好きな方には、たまらない景観が広がっています♪
通りにはスコティッシュパブやウィスキーショップ、キルト・カシミアショップなどスコットランドの伝統的なお店が建ち並び、スコットランドならではのお土産を買うのにもおすすめです!
スコットランドの正装であるキルトと呼ばれるタータンチェックのスカートを履いた男性がバグパイプの演奏を路上で行っていることが多く、観光気分を盛り上げてくれますよ。
住所 | Royal Mile, Edinburgh ,United Kingdom |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
・エディンバラ城/Edinburgh Castle
エディンバラ城は、その昔スコットランドが王国だった頃の王城。
歴史的建造物がたくさん残っていて、映画「ハリーポッター」に出てくるホグワーツの魔法魔術学校の舞台となった場所としても有名です。
キャッスルロックという険しい岩山の上に聳え立つエディンバラ城は、町の至る場所からから眺めることができ、エディンバラの町のランドマークとなっています♪
住所 | Castlehill, Edinburgh EH1 2NG United Kingdom |
営業時間 | 9:30-17:00(夏期) 9:30-17:00(冬期) |
料金 | 大人 16.50 ポンド 子供 9.90 ポンド 5 歳以下無料 |
・カルトン・ヒル/Calton Hill
エディンバラの新市街の東に位置する小高い丘で、世界遺産「エディンバラの旧市街と新市街」を一望することができる必見のスポットです!!
国民記念碑やネルソン記念碑、パルテノン神殿にようなナショナル・モニュメント市立天文台などがあり、それも見どころの一つ♪
見晴らしの良い丘では、ピクニックをしている家族連れや若者のほのぼのとした光景も見られますよ~(#^^#)
住所 | St. Andrews House 2 Regent Road, Edinburgh |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
2. グラスゴー<芸術と文化の都市>
イギリス・スコットランドの最大の街「グラスゴー」?
グラスゴーはチャールズ・レニー・マッキントッシュの生まれ故郷であり、街中にはマッキントッシュがデザインしたものが多くあり、建物を見ているだけでも満喫できます!(^^)!
また、グラスゴーには美術館や博物館が多く、町のいたるところにギャラリーがあり、多くの若手アーティストたちがグラスゴーを拠点に活躍しています♪♪
・ブキャナンストリート/Buchanan Street
グラスゴーの中心地にあるメインストリート「ブキャナンストリート」?
石畳が美しい道路に、ヨーロッパならではのゴシックな建物がずらーっと立ち並び、そこにはカフェやレストラン、ファッション系の店が立ち並びとても賑やか(#^^#)
チェーン系列の店が多いのですが、見ているだけでも楽しい観光スポットです!
マッキントッシュがデザインしたウィロー・ティルームという、有名なカフェもあるので、是非足を運んでみましょう?
住所 | Buchanan Street, Glasgow, Scotland |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
・グラスゴー大聖堂/Scotland Glasgow Cathedral
グラスゴー屈指のゴシック建築として知られる「グラスゴー大聖堂」、グラスゴー発祥の地ともいわれる街のシンボルです?
宗教改革の時、スコットランド中のほとんどの教会は破壊されてしまいましたが、この大聖堂はそれを免れて現存しているとても貴重な教会です。
地下にも聖堂がある珍しい造りの教会で、沢山の観光客が教会の美しさに魅了されています(#^^#)
内部の高いアーチ型の天井、それを支える太い柱、大きな窓と美しいステンドグラスを見ているだけで、心が研ぎ澄まされるような不思議な気分になります。
住所 | Glasgow Cathedral, Castle Street, Glasgow, G4 |
営業時間 |
<4-9月> (月-土)9:30-17:30、(日)13:00-17:30 <10-3月>(月ー土) 9:30-16:00、(日)13:00-16:00 |
料金 | 無料 |
ホームページ | http://www.glasgowcathedral.org.uk/ |
・アシュトンレーン/Ashton Lane
グラスゴーに来たからにはぜひ行きたいスポットのひとつ「アシュトンレーン」♪♪
たくさんのパブやレストランが立ち並ぶスコットランド屈指のグルメ街です(*^-^*)
沢山お店があるので、どのお店に入ろうか迷いますが、おススメを紹介しておきますね!
ハギス(haggis)などスコットランド料理を存分に堪能しましょう♪
<おススメレストラン>
・カラーズ・レスト/The Curler’s Rest
600 年以上も昔から人々に愛され続けるカラーズ・レストは、とても有名な歴史深いパブです?
木のぬくもりが感じられる店内・・お店に入った瞬間からきっと心地良い雰囲気に包まれます(#^^#)
数えきれないほど豊富な種類のお酒と、お酒に合う食事がたまりません!
スコットランドならではのお酒と共に現地のおつまみを堪能してみてください!(^^)!
住所 | 256-260 Byres Rd, Hillhead, Glasgow G12 8SH |
営業時間 |
日-木 12:00-23:00 金・土 12:00-0:00 |
ホームページ | https://www.nicholsonspubs.co.uk/restaurants/scotlandandnorthernireland/thecurlersrestglasgow/ |
TEL | +44 141 341 0737 |
・ザ・ウィー・カレーショップ/The Wee Curry Shop
いつも行列ができる有名インドカレー店「グラスゴー・カレーショップ」???
スパイスがしっかり効いた料理はどれもこれも本格的でとても美味しいと地元の人々から絶大な人気があります!!
一番人気のバターチキンは 7.20 ポンドでお腹も心もいっぱいになりますよ~(*^▽^*)
ランチタイムは、とってもリーズナブルに本格カレーが楽しめるので、おススメです?
住所 | 29 Ashton Lane, Glasgow G3 6SJ, Scotland |
営業時間 |
日 13:00-22:30 月-木 12:00-14:30, 17:00-22:30 金・土 12:00-23:00 |
ホームページ | http://www.weecurryshopglasgow.co.uk/index.html?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral |
TEL | +44 141 357 5280 |
ハイランドの見どころ
1.ネス湖<ネッシー誕生の地>/Loch Ness lake
首都エディンバラから 200km 以上北にある、イギリス最大の淡水湖「ネス湖」?
伝説の怪獣「ネッシー」が棲息する湖として、世界的に有名です。
なんと 21 世紀で目撃された数が最多とニュースにも取り上げられるほど、今改めて「ネッシー」の存在が話題になっているのだとか!(^^)!
また、ネス湖のそばには、スコットランド独立戦争の舞台となった古城「アーカート城」が佇んでおり、ネス湖を見下ろすことができます。
お城の周りをネス湖を眺めながらゆっくり散策するのも、晴れた日は特にとっても気持ちが良いですよ~♪♪
エディンバラやグラスゴーからは交通の便が不便で個人で行くのは大変なので、エディンバラ/グラスゴー発の日帰りツアーへの参加をおススメします!
住所 | 29 Ashton Lane, Glasgow G3 6SJ, Scotland |
営業時間 |
日 13:00-22:30 月-木 12:00-14:30, 17:00-22:30 金・土 12:00-23:00 |
ホームページ | http://www.weecurryshopglasgow.co.uk/index.html?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral |
TEL | +44 141 357 5280 |
2.グレンフィナン<ハリーポッターの鉄道発祥の地>/Glenfinnan viaduct
「ハリー・ポッター」シリーズに登場したことがある、雰囲気のあるコンクリート製陸橋「グレンフィナン陸橋」?
高さ 30m、長さ 381mの「グレンフィナン陸橋(Glenfinnan viaduct)」は 1894 年に開通した世界最古のコンクリート製陸橋で、蒸気機関車で橋を渡りながら見渡す壮大な景色には、感動そのもの!!
スコットランドに来て本当に良かった~と感じる景色の連続ですよ~?
住所 | 29 Ashton Lane, Glasgow G3 6SJ, Scotland |
営業時間 |
日 13:00-22:30 月-木 12:00-14:30, 17:00-22:30 金・土 12:00-23:00 |
ホームページ | http://www.weecurryshopglasgow.co.uk/index.html?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral |
TEL | +44 141 357 5280 |
3.スカイ島/Isle of Skye
スカイ島は、スコットランドの島の中で二番目の大きさを持つ島で、英語名は「Isle of Skye」で「翼の島」という意味があるそうです!
香川県より少し小さめのコンパクトな島の中には、ハイランドならではの大自然の魅力がいたるところにあり、圧巻するような絶景が目の前一面に広がるスポットが沢山あります?
そんなスカイ島の中で是非訪れてほしい観光地TOP3を紹介します!
エディンバラ発の2泊3日のツアーがあるので、一人旅の場合はツアーでの参加がおススメです?
1. フェアリー・プール/Fairy Pools
絶景天国と呼ばれるスコットランドの中でも屈指の美しさを誇っている“妖精のプール”と呼ばれる「フェアリープール」?
水の透明度がとっても高く、池の底までくっきりと見渡せるほどです。
スカイ島の山岳地帯から流れる幾筋もの清流が流れる湧き水から作られている池と、目の前にある壮大な滝はまさにため息が出る絶景です??
本当に今にも妖精がどこかから出てきそうな景観ですよ(*^-^*)
住所 | Road to Glenbrittle, Scotland |
営業時間 | 24 時間 |
入場料 | 無料 |
TEL | – |
2. キルトロック/Kilt Rock
死ぬまでに見たい絶景の中で、ランクインしているキルトロック??
北海の荒波が岩壁を削ってできたきれいに縦 90 度に割れた岩の絶壁はなんと60メートル近くあり、自然の偉大さをまじまじと実感できる絶景です!
そして、このキルトロックをさらに絶景にしているのが「メルト湖」!!
湖から海へと直接流れ落ちる滝の光景は日本ではなかなか見られない貴重な景色です?
住所 | Isle of Skye, Scotland |
営業時間 | 24 時間 |
入場料 | 無料 |
TEL | – |
3. ポートリー/Portree
スカイ島の中心都市で、観光の拠点となっている「ポートリー」 絵画のような緑、黄色、ピンク、ブルー、オレンジなどなどとってもカラフルな家並みが可愛らしい港町で、そのウキウキする街並みは多くの観光客を魅了しています♪♪
空と海の青々とした色彩と、ポップカラーのカラフルな家並みのコントラストは、まさに息を呑む絶景です?
また、ポートリーでは、港町ということもあり、港で水揚げされた美味しいシーフードを堪能できるのも魅力の一つです?
住所 | Portree, Scotland |
営業時間 | 24 時間 |
入場料 | 無料 |
TEL | – |
エディンバラ発のスカイ島ツアー
スコットランド感動旅!「翼の島」スカイ島 2泊3日ツアー<少人数制/エジンバラ発>
「翼の島」スカイ島&ウエスト・ハイランドを巡る!3泊4日ツアー<エジンバラ発>
スコットランド旅・おススメ滞在日数
一つの都市でどこに行くか、何か所回るかによってもおススメする日数は前後してしまいますが、ローランド・ハイランドの有名観光地を網羅するなら、7~10日間がおススメです!
ローランドとハイランドは雰囲気がガラッと異なるので、せっかくスコットランドに行くのであれば、どちらのエリアにも足を踏み入れましょう?♪
下記はあくまでも参考なので、スコットランドは他にも見どころが沢山ですよ~! オリジナルプランを立てましょう?♪
3~5日間:ローランド(エディンバラ・グラスゴー)
3~5日間:ハイランド(ネス湖・グレンフィナン・スカイ島)
スコットランド観光巡りに最適!エクスプローラー・パス
スコットランドの主な歴史的な観光スポットを回る場合は、エクスプローラー・パス(Explorer Pass)がお得。
エクスプローラー・パスはスコットランド内の 78 ヶ所の歴史スポットに入場することができ、エディンバラ城とスターリング城ではファストパスとして利用可能です。
・エクスプローラーパス詳細
スコットランド基本情報
国名 | グレートブリテン及びアイルランド連合王国 |
時差 | 日本より-8 時間。サマータイム時は-9時間。 |
言語 | 英語 |
気候 |
スコッ トラン ドの気候は、年間を通して過ごしやすいです。 日本とおなじで四季があり、年間平均気温は約10℃で、春や夏でも涼しげな気候であることが多いです。 冬はマイナスになることは少ないですが気温が低めで、1℃~2℃ほどに下がるときもあ ります。 |
通貨 |
英国全土と同じポンド(£)とペンス(p)を使用。 紙幣は£1、£5、£10、£20、£50、£1=100p です。 硬貨は 1p、2p、5p、10p、20p、£1、£2 の種類があります。 |
チップ |
習慣あり。 タクシーは料金の 10%、ホテルはルームサービスやベルボーイなどに対して 1 回につき£1 程度、 レストランは料金の 12~15%程度が目安です。 |
電圧 | イギリス全国共通の 220~230Vで、周波数は 50Hz |
コンセント | BF タイプ |
ビザ |
観光目的の旅行なら 6 ヶ月以内の滞在ならビザは不要です。 入国審査には入国カード(機内で配られるものを使用するか、入国審査の場所にも置いてあります)が必要で、 往復空券の提示を要求される場合もあるので注意が必要です。 |
まとめ
いかがでしたか?
雄大すぎる大自然が繰り広げる絶景に、古城や遺跡などの歴史の趣きを感じることのできる数多くの建物、その景色はまさに絶景天国という言葉がぴったりです?♪
ローランド地方とハイランド地方の異なった二つの顔を持つスコットランド??
都会の洗練されたお洒落な雰囲気も味わいつつ、ハイランドのとっても雄大で息を呑む絶景は本当に感動そのものです(#^^#)
フレンドリーで、陽気な国民性は隣のイギリスとは全く違うので、そういった人柄に触れるのもスコットランド旅行の醍醐味です(*^-^*)
ハグパイプの明るい音色と、チェックのスカートを履いたたくましいスコットランドの男性の姿は、スコットランドに来た~!と実感できる微笑ましい光景がそこには広がってい
ます?♪
一人旅の良いところは、なんといっても自分の気持ちが向くままに、自分スタイルで旅ができるところです?
スコットランドにしかない魅力に沢山触れ、スコットランドにまた行きたい!と思えるような素敵な旅にしてくださいね~(#^^#)
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)
Cafeholicでした!