ヨーロッパの北にあるフィンランドの真下にある隠れ家的な魅力を持った国「エストニア」
国名は聞いたことがあるけど、どこにあるんだろう・・?という方が多いのではないでしょうか。
エストニアは日本の九州の約1.2倍ほどの大きさで、人口は約 130 万人しか住んでいない小さな国は、北ヨーロッパの EU 加盟国であり、バルト3国(※1)の 1 つでもあり、歴史的にロシアの影響を強く受けてきた国です。
実はこのエストニアは、古くから IT 事業が盛んなことで知られており、どこを旅していても wifi が繋がってとても便利です!
現地で wifi レンタルしなくても快適に旅ができます!(^^)!
実は Skype はエストニアで生まれたのですよ~!
また一方で昔ながらの素敵な街並みや国土の約半分にも及ぶ湖・森・山といった様々な形態の豊かな大自然が多く残っている魅力に溢れた国です(*^-^*)
その美しさはまるでおとぎ話の世界に出てくるような風景だ・・と世界中の人々を魅了しています♪
小さな国でありながら、治安が良く、物価も他の北欧に比べると格段に安いので、リーズなぶるに旅ができ、街に自然に見どころがたっぷりのエストニア・・♪
フィンランドまでもフェリーで2時間という短時間で行けるので、欲張りに2か国周遊の旅というプランニングも素敵だと思います (*^▽^*)
今回の記事ではエストニア観光といえば!首都「タリン」かもしれませんが、今回はエストニアの自然にフォーカスを当てて、絶景スポットを紹介していきます。
その前に、やはりエストニアに行くなら知識だけでもつけておきたい首都「タリン」と、第二の都市「タルトゥ」について少しだけ紹介しておきますね(#^^#)
参考になれば幸いです
※1 バルト三国 (エストニア、ラトビア、リトアニア )はバルト海の東側にある国で、豊かな自然に囲まれた3国は、魅力もたくさん。
その中でも特にエストニアは、北ヨーロッパでも有数の美しさを誇る世界遺産都市タリンの旧市街地を有しているため、その景観を訪れる人達を虜にしてきました。
エストニア|タリン以外にも訪れておきたい観光スポット編
エストニアの都市
・【首都】タリン/tallinn
世界遺産に登録されている、おとぎ話の世界に入ったかのような光景が目の前いっぱいに広がる「タリン」
タリンもまた、魔女の宅急便のモデルとなった街だと言われている、中世のヨーロッパの雰囲気が漂う素敵な街です。
街全体がパステルカラーでとてもメルヘンで、ずっと続く石畳の道をただ散策しているだけでも心が踊りそうです♪♪
市内で最も美しい通りだと言われている“聖カタリーナ通り”はエストニアに足を踏み入れたなら是非立ち寄って散策してみたい、魅力に溢れた通りです(#^^#)
街中には、お洒落な雑貨屋さんやレストラン、カフェも沢山あり、どこのお店も雰囲気がとても素敵なのです
特に女子にはたまらない魅力がたーっくさん詰まった街です
住所 | Tallinn,Harju County, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
【第二の都市】タルトゥ/tartu
cremona daniel, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
エストニア南東部の古き歴史が残された街「タルトゥ」
タリンからは電車又はバスで約 2 時間半でアクセスでき、日帰りでも十分楽しめるコンパクトな街です。
「エストニアの精神的首都」「エストニアで最もエストニアらしい町」とも称され、エストニアの文化と知性を支えているのはタルトゥであると現地の人々は考えています。
街並みはタリンに比べると、落ち着いており、大聖堂や教会、博物館や美術館、大学などの昔から残されている建物は是非足を運んでみておきたいですね(*^-^*)
住所 | Lahemaa National Park,Vihasoo,Harju County |
営業時間 | – |
料金 | 無料 |
エストニアで訪れたい自然の絶景スポット
マー二キアフ/mannikjarv hiking trail
タリンから南東へ約 130km のところにある「マー二キアフ ハイキングトレイル」
湿地帯では神秘的な世界に変えてしまうパワーをもつという霧が発生することもあり、都市生活のストレスから開放される場所として密かに人気を集めている穴場スポットです(*^^*)
敷地の中には、2km、7km、8km の3つのハイキングコースがあるので、時間があれば是非湿原の中を散策してみましょう♪
天候によって見える景色がガラッと変わるこのマーニキアフ・・晴れているときの澄んだ景色も絶景ですが、霧が湿原を覆っている景色はまた一層幻想的な風景で素敵です♪
マジックアワーには湖に反射する、とてもロマンティックな夕焼けに遭遇するチャンスがあります!シャッターチャンスを逃さないでくださいね( *´艸`)
住所 | Mannikjarv hiking trail ,Jogeva Municipality, Jogeva County,Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
ラヘマー国立公園/ Lahemaa National Park
Lysy, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
国土の半分以上か?森で覆われ、残りの 2 割を湿原か?占める自然豊かなエストニア。ヨーロッパでもっとも大きく、古いとされる国立公園の 1 つである「ラヘマー国立公園」
広さがなんと 725 ヘクタールある広大なラヘマー国立公園は、広大な森、湖、湿原、海岸といった手つかずの大自然の宝庫で、270 種近くの生き物か?暮らす生命の宝庫なのです(*^-^*)
世界中の自然探究家を魅了し続けている有名な公園です。
トレッキングコースも用意されているので時間があれば是非公園内の大自然を間近で感じられるトレッキングを楽しみましょう!
森や湖から放たれる新鮮な空気をたっぷり体内に取り込んで、大自然が織りなす絶景に癒されるのもこの公園の醍醐味です
湿原でしか現れない珍しい植物や野鳥との出会いも楽しみましょう(*^▽^*)
公園では、キャンプもできるので時間があればテントを張って、キャンプするのもワイルドで素敵な思い出になることでしょう♪
住所 | Lahemaa National lPark,Vihasoo,Harju County,Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
カルラ国立公園/ Karula National Park
Amadvr, CC BY-SA 3.0 EE, via Wikimedia Commons
エストニアの南部に位置する「カルラ国立公園」
エストニアに5つある国立公園の中で最も小さい国立公園ですが、丘陵地に森林がずーっと広がり、その森林に包まれているかのような美しい湖が魅力的な公園です。
ファンタジー映画に出てきなんとも言えない絶景が目の前に広がり、季節ごとに木々が織りなす鮮やかな紅葉や新緑などのグラデーションの景色はまさに感動ものです♪
公園内を散策していると、珍しい野鳥や動物にも遭遇できるかもしれません(*^-^*)
また、公園にはいくつものトレッキングコースと2つのサイクリングコースがあるので、澄んだ空気をたっぷり体に取り込みながら自然の恩恵を感じましょう
住所 | Karula National Park,Voru,Voru County, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
サーレマー島/Saaremaa Island
エストニア最大の島「サーレマー島」? 古代神話にも記録されている隕石のクレーター「カーリ・クレーター」があることで有名で、隕石衝突の衝撃がまじまじと伝わってきます。
青く光る美しい海岸線や緑が一面に広がる草原、多彩な種類の野鳥が観察できる自然公園や、中世に建てられたといわれる歴史的な建物が今もきれいに残されており、見どころが満載です!
特に、島のシンボル的存在である木造の風車群と周りを囲む大自然は是非見てみたい景色ですね♪♪
<サーレマー島で是非行きたい観光地>
アングラ風車群
昔は風車で穀物を挽いて、エストニアの国民食である黒パンを作っていたといわれています。風車の中も見学できるようになっています!
クッサーレ城/Kuressaare castle
14 世紀にドイツ騎士団によりサーレラーネ司教の居城として築かれたのが始まりです。
その後も時代毎に所有者を変えながら要塞として発展を続け、エストニアで最も保存状態の
良い中世の城塞建築と称されています。
内部も見学でき、至る所に隠し扉や階段が設置されていてとても面白いです!
住所 | Saaremaa Saare County, Estonia |
営業時間 | – |
料金 | 無料 |
ソフルブ半島/Sorve Peninsula
KalervoK, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
エストニア東部の離島サーレマー島南西部にあるソフルブ半島
全長約32km の半島は約 2,000年の歴史があり、ロシアやソビエト連邦の領土になったこともあり、17 世紀に造られたと言われている灯台はソフルブ半島の象徴になっています。
灯台からはバルト海の絶景が見られます♪
実は現地のエストニア人もあまり知らない穴場スポットで、鮮やかな緑の草原や、人の手が加えられていないきれいなビーチに海沿いに続くまっすぐな道・・
人も全然いないので、静かな場所で絶景をひとり占めできちゃいます(^^)/
サイクリングで半島をぐるっと回るのもきっと楽しいと思います!
半島からバルト海に沈んでいくサンセットは、本当に息を呑む絶景ですよ~♪♪
住所 | Sorve Peninsula ,Tallinn Harju County, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
ソルグ島/Sorgu Island
エストニア観光公式サイトがエストニアでもっとも人のいない場所ランキングで 1 位と評価する場所「ソルグ島」
自然を愛する人々が住んでおり、渡り鳥の保護のため 4~7 月半ば頃までは、島に立ち入りできないという厳しいルールを設けている島でもあります。
丘を上がったところにある赤レンガの灯台はソルグ島のランドマーク的存在です(*^-^*)
島ではカヤックやセーリングも楽しめますよ~♪
ほぼ貸し切り状態の無人島で海を思いっきりはしゃぎましょう!!
住所 | Sorgu Island, Tostamaa Parnu County y, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
ルンム/Rummu Ash-Hills
エストニアで最も透明度の高い、透き通った湖が眼中に広がる「ルンム」?
ここ 2~3 年ほどで少しずつ話題になっているのが「ルンム」と呼ばれるエリアです。石灰岩で形成された特殊な地形はルンムならではの変わった特徴です。透き通った湖は、多くのダイバーを魅了しており、年々人気度が増しています(#^^#)
なんとその湖には廃墟になったソ連時代の刑務所が沈んでおり、そこが絶好のダイビングスポットとなっているのだとか・・!
住所 | Rummu Ash Hills, Vasalemma Harju County, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
ケイラ・ジョアの滝/Keila Waterfall
Dhanushka Chamara Liyanage, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
水にまつわる名所が数多くあるエストニア
エストニアで3番目の大きさを誇る「ケイラ・ジョアの滝」
高さ6メートル、幅 70 メートルある滝は、白い糸が幾つも折り重なって流れているかのような、とてもきれいで迫力のある絶景が見られます(*^-^*)
冬になると滝の水が凍って、いつもとはまた全く異なる表情を楽しむことができます!(^^)!
住所 | Keila Waterfall, Keila, Harju County, Estonia |
営業時間 | 24 時間 |
料金 | 無料 |
まとめ
いかがでしたか?
国土の半分以上が自然・・・美しい水辺と森を抱くエストニア
エストニアはその自然にこそ醍醐味がある!という声もあがるほど、自然が豊かな国として知られており、世界中の自然愛好家を魅了し続けています(*^-^*)
街の郊外に行くと広がる緑のパノラマは、日本では見ることのできない絶景です
一方で、エストニアは「魔女の宅急便」のモデルになったことでも知られており、ミルキーカラーの絵本から飛び出してきそうな可愛くお洒落な街並みに心が踊ります♪♪
フィンランドの真下にありながら、物価がとても安いことや治安が良いことから、女子旅にもぴったりな旅行先です(#^^#)
エストニアの首都タリンは、「Lonely Planet」による「2018 年コスパのいい旅行先ベスト10」の第 1 位にも選ばれたことがあるのですよ~♪
「コスパがいい」というのは、単に物価が安いだけでなく、観光地としての魅力や安全性、快適性なども踏まえた総合評価です。
エストニアは自然と共に生きる国なだけに、自然の恵みを感じるものや、手仕事のぬくもりが感じられる優しい雰囲気の雑貨も魅力的♪
自然巡りが終わったら、次は街巡りを少しして、素敵な雑貨屋さんやカフェ巡りをしてみましょう(*^-^*)
想像するだけで、何だかワクワクしてきますね~♪
今回はエストニアの自然をメインに紹介しましたが、もちろん、タリンやタルトゥの街もとっても魅力的ですよ~♪
また、陸路で約 4 時間もあれば、リトアニアやラトビアにも行けるので折角だったら周遊旅行を計画するのも GOOD です
素敵な風景に沢山出会い、美味しいものを沢山食べて、素敵な思い出を沢山作りましょう~
一人旅の良いところは、なんといっても自分の気持ちが向くままに、自分スタイルで旅ができるところです
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)
Cafeholicでした!