美女と芸術の国ベラルーシ観光に必要な日数

緑に溢れる東ヨーロッパの国、ベラルーシ・・・！

別名「美女と芸術の国」とも呼ばれているベルラーシは、 国土は日本の約半分の大きさしかありませんが、国土約半分が森林でおおわれ、約 28 種類の木があるそうです。

また、絶滅危惧種に登録されている希少な動物が生息している大自然に恵まれた国です。

ソビエト連邦から 1990 年に独立宣言をして その翌年 1991 年からベルラーシ共和国になったベルラーシ。

東にはロシア、西にはポーランドがあり、その間にあるベラルーシはロシアとヨーロッパの影響を多く受けてきました。

その影響を受け継ぐベラルーシは、そのルーツから、独自の魅力に溢れています

町はゴミ一つない清潔な環境でそこに暮らすベラルーシの人々は親日的で、誰に対しても親切なベラルーシ人・・そんな人々が暮らすベルラーシへの旅は、きっと心温まる旅行になることでしょう♪

ベルラーシは物価が日本の約 1/7 というベラルーシ！

例えば、ぶどうは１kg あたり約 130 円、スパゲッティは 1kｇあたり約 100 円と本当に安く、交通費ももちろん安いので、国内どこに行っても 800円以内で納まります！

他のヨーロッパ諸国に比べてもかなりリーズナブルに旅を楽しめます(*^-^*)

街はとても清潔に保たれており、街中には沢山のお洒落な教会や建物が点在しています。

また。特徴のあるお城が今も沢山残っており、その歴史と現代が交わる建物が混在し、ゆっくりとした時間を満喫できます(*^^*)

ベルラーシのみの観光であれば、どこに行くかにもよりますが約４～５日、長くても７日間ほどあれば十分ゆっくり観光できます(*^^*)

もし、周遊旅行を計画するのであればどこの国を周遊するかにもよりますが、約 7 日～14 日ほどは見ておくのが良いですよ！

今回の記事では、観光地化されていない素朴な魅力に溢れたベルラーシのおススメ観光地とそれぞれの観光目安日数を紹介していきます?参考になれば幸いです

ベルラーシ｜おすすめの観光スポットと必要な日数

ベラルーシは、ミンスク地域、ヴィテプスク地域、ブレスト地域、グロドノ（フロドナ）地域、モギリョフ（マヒリョウ）地域、ゴメリ（ホメリ）地域の 6 つの行政区（州）に分かれています。

時間がたっぷりあれば周遊してみましょう♪ 時間があまりなければ、首都と主要のお城訪問は押さえておきたいですね！

ベルラーシで訪れたいおススメスポット

【首都】ミンスク/ Minsk【観光目安日数：１日～２日】

Vadim Sazanovich, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

1,000 年の歴史をもつベラルーシの政治・文化・経済の中心地??ヨーロッパ諸国の中で最もきれいな都市として知られています。

そんなミンスクの人口は約 190 万人のこじんまりとした街ですが、訪れたい場所が沢山ある魅力的な場所です♪

＜ミンスクで是非立ち寄りたいスポット＞

トラエツカヤ旧市街区(Upper City)

ベラルーシの近代的な街並みとはまた違った、懐かしさを感じるような町並みが美しい人気の観光エリアです。

戦争で焼け野原になったこの地域でしたが、学生ボランティアたちの手によって当時の面影が見事にそのまま再現されました。

現在は、カフェやお土産屋さんの並ぶ、ほっこりした街並みで、夜になっても地元の人々や観光客で賑わっています。

聖霊大聖堂/holy spirit cathedral

スヴィスラチ川沿いの小高い丘の上に建つ白いバロック様式の教会“聖霊大聖堂”。

1482 年に現キエフがモンゴルに襲われた際、このイコンは川に投げ捨てられたのですが、なぜか上流のミンスクへ流れ着いた奇跡が起こったことから、現在でも奇跡を起こすと信じられている「ミンスクの聖母」のイコンが最も有名で、他にも多くのイコンが飾られています。

聖シモン・聖エレーナ教会

J10a1h8o15r18, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

ミンスクの独立広場にあるローマ・カトリック教会。別名「赤い教会」。

ポーランド人建築家によって設計され、1905 年から 1910 年の間に建てられました。実はこの赤い教会は日本とも親交がある教会で、教会の中には、長崎のカトリック教会から贈られた「長崎の鐘」が飾られています。

鐘の下にはメモリアルプレートと共にカプセルが置かれ、その中に広島・長崎・福島の土が眠っています。

栄光の丘とその周辺の田園風景

Adam Jones from Kelowna, BC, Canada, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

ミンスク国際空港近くにあるこのモニュメントは栄光の丘と呼ばれ、ソビエトの対独戦争における解放記念碑です。

街の中心から約 40ｋｍ程離れた空港近くにありますが、空港周辺には日本では見られない広大な小麦畑や菜の花畑が広がり、景色を見ているだけでものどかで癒されます。

 
郊外・地方で訪れたい観光地

(欧州最後の古代森)
ベラヴェジの森/bialowieza forest 【観光目安日数：半日～１日】

ベラルーシ西部のブレスト郊外にある“ベラヴェジの森”

1992 年にユネスコ世界自然遺産に登録された、ヨーロッパ最大にして最後の原生林です。

人の手が及んでおらず森が紀元前からそのままの姿で残っているのが特徴です。

まるでファンタジーの世界の中に入ったような不思議な気持ちになるこの森には、ヨーロッパバイソンの生息地として知られており、他にもオオカミやオオヤマネコ、鹿をはじめ実５００種以上の動物が生息しています。

もし、ヨーロッパバイソンに出会ったら、それはもうもののけ姫の中の鹿の神様に出会ったのと同じくらいとても貴重なことです！

森の中で、森林浴も満喫しながら、動物たちとの出会いやここでしか見られない景観も存分に満喫しましょう

ちなみに国土約半分が森林のベラルーシでは、約 28 種類の木があるそうで、その大半を占めるのがバーチ・松・オークなどだそうですよ(^^)

(古都ポロツクの象徴)
聖ソフィア大聖堂/Saint Sophia Cathedral【観光日数目安：約２～３時間】

Alex Zelenko, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

11 世紀に建てられた歴史ある正教会の大聖堂“聖ソフィア大聖堂”

1710 年に破壊されてしまいましたが、18 世紀にバロック様式で再建された大変美しい聖堂です。

11 世紀に建てられた時は高さ約 30m だったそうですが、建て直された現在では 50m になっています。

川沿いの高台にそびえ立つ姿は、遠くから見ても美しく、まさにポロツクの象徴でもあり、ベルラーシの誇りの大聖堂です(*^-^*)

大聖堂では毎週日曜日の 15 時～観光客のためのオルガン演奏が行われており、年に１回は大規模な音楽フェスティバルが開催されます！

(湖と針葉樹の美しすぎる景観)
ブラスラウ湖国立公園/Braslav Lakes National Park【観光日数目安：半日～１日】

ベラルーシ北西部に位置する国立自然公園?ベラルーシ国内にある 4 つの国立公園のうちの 1つです。

700km2 にも及ぶ敷地内には 74 もの大小様々な湖が点在し、針葉樹の緑と、幻想的な湖が織りなす光景は絵に描いたように美しいとされ、その美しさから「青いネックレス」と呼ばれています。

広大な公園内には約 200 種の鳥類と約 45 種の哺乳類をはじめ、絶滅危惧種に登録されている動物たちがのんびりと暮らしています(*^-^*)

公園内に、ロッジとキャンプ場もあるので、ゆーっくり大自然の中で過ごすには一泊二日で行きましょう(#^^#)

(５つの塔と城壁を持つゴシック様式の巨大なお城)
ミール城/ Mir Castle【観光日数目安：２～３時間】

Mir Castle

ベラルーシ南西部に位置し、首都ミンスクからバスで約２時間半で行ける「ミール城」、「ミール地方の城と関連建物群」という名称で世界遺産に登録されています。

16 世紀からの歴史あるお城は、17～18 世紀の戦火で破壊され、1812 年に再建されましたが、その後の世界大戦でも被害を受けました。

1938 年、最後の城主となったニコライ・ミール公が亡くなり、その後は国が管理する文化財となり、現在、お城の中は博物館と宿泊施設として利用されています。

城内もまた、外観と同様に煌めくシャンデリア、ドレープをたっぷり取った荘重なカーテン、寄木細工の床、どれをとっても優雅です

特にメインダイニングの天井はかなり手の込んだ装飾がなされているので必見ですよ～！

こんな素敵なお城に泊まる機会はきっとまずないと思うので、是非機会があればお城宿泊体験をしてみてはいかがでしょうか？(*^^*)

(東欧で最もきれいだと称されるお城)
ネスヴィジ城 / Nesvizh Castle 【観光日数目安：２～３時間】

ベラルーシ南西部に位置し、首都ミンスクからバスで３時間で行ける「ネスヴィジ城」

現地では東欧で最もきれいなお城と称されており、おとぎ話の世界に出てくるような素敵なお城です♪♪

このお城はもともとラジヴィル家が個人で築いたお城で、財力、権力をも持ち合わせていたとても裕福な一族とだけあって、どの部屋も豪華なインテリアで飾られ、寄木細工の床、天井から吊り下げられた煌めくシャンデリアなど、豪華な内装にきっと息を呑むことでしょう。

また、城内には王冠と名付けられたレストランがあります。本物のお城の中で食事が出来るなんて、なんだかとってもプレミアム感がありますね～( *´艸｀)

レストランの中はテーブルや椅子を始め、ウエイターやウエイトレスの衣装も中世風で優雅な雰囲気を漂わせています。

ミール城から約 30km ほどで、どちらも約 1 時間半ほどの距離にあり、日帰りで訪れる事ができるますよ(*^^*)

ミンスクからは先にネスヴィジ城から周りそのあとミール城のルートにしましょう！（バスの時間の関係上）

ベルラーシ旅行とビザについて

2018 年からビザなしで入国できるようになりましたが、30 日以上滞在する場合、警察へ登録する必要があります。

また、ロシアからの入国、ロシアへの出国を予定している場合にはミンスク国立空港を利用する場合であってもベラルーシビザの取得が必要なので要注意です。

まとめ

いかがでしたか？

日本の約 1/2 の面積、人口 940 万人が住む豊かな自然と歴史に恵まれた国「ベルラーシ」・・

ロシアとビザンチン文化の融合したその独自の歴史と文化をもつベルラーシは他の国にはない独特な魅力を感じられます♪

ベルラーシは日本人が約１％しか訪れたいことのない、ある意味とても未知が多い、隠された玉手箱のような国ですよ～(*^-^*)

地方に散らばるファンタジー映画に出てきそうなメルヘンでお洒落なお城に、湖や針葉樹が美しい広大な公園など、ベルラーシでしか見られない息を呑むような素敵な絶景にきっと感動することでしょう(#^^#)

陸続きでポーランドやバルト三国にもアクセスでき、周遊旅行ができるのも、ヨーロッパならではの醍醐味です(*^▽^*)

そんな魅力たっぷりのベルラーシ・・・！

ベルラーシのみの観光であれば、どこに行くかにもよりますが約４～５日、長くても７日間ほどあれば十分ゆっくり観光できます(*^^*)

もし、周遊旅行を計画するのであればどこの国を周遊するかにもよりますが、約 7 日～14 日ほどは見ておくのが良いですよ！

人の手が及んでいないありのままの魅力がたっぷりと詰まったベルラーシで、今まで見たこともない珍動物たちに出会い。素晴らしい風景に感動しましょう

目的地ではないところで思いがけない素敵な風景が待っていたり、素敵なカフェに出会えたり、はたまた素敵な出会いもあるかもしれません(*^-^*)

そんな時、自分はラッキーだな！と思いながら、ワクワク気分をさらに UP させて、旅行を存分に楽しみましょう(*^▽^*)

素敵な旅になりますように・・?

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)

Cafeholicでした！