トルクメニスタンはビザ免除入国不可?!旅の事前手続き

カスピ海の東に位置する中央アジア未知の国「トルクメニスタン」

日本人にあまり知られていない、ミステリー多き国はカラクム砂漠が国土の 85%を占めており、天然資源がとても豊富な国です。

ウズベキスタン、タジキスタンと共にシルクロードで栄えた国で、シルクロードの遺跡も有名です!

シルクロードにより、東西文化の影響を受けながらも独自の文化を築き上げたトルクメニスタンでは、天然資源の中に見られる大自然や遺跡、景色、料理など実は見どころが満載です♬

隠れた魅力が秘められているトルクメニスタンですが、ビザ免除にはならないので注意!!世界一周など旅をするバックパッカーの方、旅行をする際には必ず事前にビザを取得する必要があり、トルクメニスタン入国は少しややこしい・・・(:_:)ので、旅行が決まったらなるべき早めに申請に向けて準備を始めましょう!

今回の記事では、あまり旅行者に馴染みのない秘境のような国「トルクメニスタン」に行くために必要なビザについて、+おススメの観光地についても紹介していきます。

少しでも参考になれば幸いです♬

 

トルクメニスタン入国「ビザ免除」ではない!

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日本国籍渡航者がトルクメニスタンへ入国する場合、残念ながらビザ免除にはなりません。

よってトルクメニスタンへの旅行は、必ずビザを申請・取得する必要があります!

ビザは、下記2つから選べます。

1. 在日トルクメニスタン大使館でレギュラービザを取得する<Regular Visa>

一般的なビザ取得方法ですが難易度が少々高め・・!

承認期間は通常 3〜4 週間となり、滞在可能日数は最大10日間です。

観光ビザを申請する場合事前にトルクメニスタン政府に認可された旅行会社が発行する招待状(LOI,Letter of Invitation)を入手しておく必要があります。

現地の旅行会社でツアーを申し込む段階で、トルクメニスタン国家移民庁に予め承認された認可証が、旅行会社を経由して発行されるので、事前にツアーに申し込んでおかないと、ビザ取得ができません。

つまり、自由行動が認められていません・・・。

フリータイムがある自由旅行が認められておらず、旅程は厳しくチェックされます。

航空券や宿泊するホテル、現地ガイドなどを、申請時に旅行会社と相談しながらしっかりと決めておきましょう。

<ビザ申請の手順>
1. 駐日トルコメニスタン大使館にアポイントを取る
2. 必要書類提出
3. 結果まち/ビザ受け取り

駐日トルクメニスタン大使館

〒150-0011 東京都渋谷区東 2 丁目 6-14
渋谷駅から徒歩 10 分

電話:03-5766-1150
FAX:03-5766-1151

開館時間:月曜日~金曜日 9 時~18 時
休館日:土曜日・日曜日
トルクメニスタンの祭日は休館日です。

 

トルクメニスタン観光ビザの種類

・シングル
1 回。1 度外国に出たら再入国できません

・ダブル
2 回。外国に出ても 1 度までなら再入国できます

・マルチプル
期間内であれば何度でも入国できます

 

2.近隣国でトランジットビザを申請する <Transit Visa>

現在日本のトルクメニスタン大使館ではトランジットビザは発行しておらず、代わりにウズベキスタンやキルギス等の近隣国に駐在しているトルクメニスタン大使館で申請します。

トランジットビザは、最大 5 日間有効のシングルエントリーのものが発行されることが多いです。

<ビザ申請の手順>
1. トルクメニスタン大使館に行く
2. ビザ申請用紙に必要事項を記入
3. 銀行に申請費用を振り込みに行く
4. 再び大使館に行って書類をすべて提出
5. 結果を待つ

※3 日以上滞在する場合には「滞在登録」が必要です

トルクメニスタンに土曜・日曜・祝日を除き 3 日以上滞在する場合には「滞在登録」をする必要があります。

「滞在登録」は、招聘人(観光会社、企業及び関係省庁等の招待者)が行いますので、入国直後に必ず確認して下さい。

 

 

トルクメニスタンの主要観光地

・地獄の門(地獄門)/the gates of hell

Darvaza (Derweze) gas crater (called also The Door to Hell) in Turkmenistan

真っ暗な大地の中に突如真っ赤に光るぽっかりと開いた直径90メートルにもなる巨大なクレーターとそこで 45年以上に渡りメラメラと燃え続ける炎が見どころ。

 

・古代メルブ(国立歴史公園)/Ancient merv

File:Turkmenistan Merv city.jpg

Kalpak Travel, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

中央アジア最大の遺跡。トルクメニスタン初の世界遺産。かつてはシルクロードのオアシス都市として栄えた重要な場所。

 

・ニサのパルティア時代の城塞群/old nisa

File:Turkmenistan, Old Nisa ruins.jpg

Kalpak Travel, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

トルクメニスタンの 3 番目の世界遺産。

 

・クフナ・ウルゲンチ/Kunya-Urgench

File:KonyeUrgenchMausoleum.jpg

Doron, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

10~14 世紀に栄えた古代ホレズム王国の都。トルクメニスタンで 2 番目の世界遺産

 

・アシガバート/Ashgabat

Statues around monument of independence in Ashgabat, capital city of Turkmenistan

トルクメニスタンの首都。大統領好みの真っ白な街並みが特徴。世界で一番大理石建造物が多い街としてギネスにも認定されている。

 

・キプチャク・モスク/Gypjak Mosque

Dr. Thomas Liptak

中央アジア最大のモスク。建設には、1 億米ドル(約 105 億 8,985 万円)かかったと言われている豪華なモスク。

 

・アレム・カルチュラル・アンド・エンターテイメント・センター/Alem Cultural and Entertainment Center

世界で一番高い屋内観覧車としてギネスブックに認定されている。

・ヤンギ・カラ渓谷/Yangykala Canyon

File:Yangykala Canyon (27552385897).jpg

John Pavelka from Austin, TX, USA, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

カラクム砂漠にある高さ 200mほどの渓谷。赤い地層とゴツゴツとした荒々しい地形が特徴!地元の人々は“炎の大地”と呼んでいる。

・バルカナバット/Balkanabat

John Pavelka

カスピ海と人里離れた自然への出発点。 カスピ海に面するリゾートやヤンギカラ渓谷がみどころ。

・ノフル/Nokhur Cemetery

Hans Birger Nilsen

珍しい方言と独特の習慣で知られる山間の村。山間部にある大自然が息を呑むような絶景!

 

トルクメニスタンおすすめツアー

トルクメニスタンは個人で手配しながらの旅行はあまりおススメできません。

個人旅行だとビザ発給に必要な書類がもらえません

つまりトランジットビザでしか入国できる手段がありません。

また、独裁国家で秘密主義のトルクメニスタンは確かに人々は温厚で、優しいのですが、近年所得の差問題で犯罪が少しずつ増えているのも事実です。

なので、安心できる宿泊パッケージ付きのツアーへの参加をおススメします!(^^)!

→現地発パッケージツアーby Tripadvisor
→現地発パッケージツアーby Bookmundi

 

まとめ

トルクメニスタン入国の場合、ビザ免除にはならず必ずビザを申請・取得する必要があります。

ビザの種類は2種類で、レギュラービザ、もしくはトランジットビザ。

旅好き・秘境好き・絶景好きの方にはまさに穴場の国“トルクメニスタン” ✨✨

現代と古代が入り混じったトルクメニスタンには神秘的で大迫力な幻想的な風景が広がります。

「世界最大の星形建造物」や「世界一高い旗竿」「世界最長のカーペット」など他の国とは一風異なった不思議なものがギネス記録を持っていたり、大統領好みの真っ白な街並みが広がっていたりと、一風変わった面白い刺激をたくさん受けられる国です!(^^)!

また、見たことのないような数のラクダや馬に出会えるのも動物好きにはたまらない魅力の一つです♬

天然資源の中に見られる大自然や遺跡、景色、料理、そして、温厚な現地の人々・・・✨✨

旅行するにあたって、中央アジアの中でも難しいと言われているビザを取得する必要がありますが、難関をクリアすれば、そこにはかつて見たことのないような宝箱のような大自然と珍しい光景が目の前に広がります!(^^)!

そんな秘境の国、トルクメニスタンででしか体験できないことを体験し、風景に感動し、美味しいものを食べ、沢山の感動と刺激を味わってください(#^^#)

人生一度きり!どんなことも素敵な思い出になることでしょう♬♪

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)

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