インドと中国のチベット自治区に隣接した小さな国「ネパール」??
日本から約9時間弱でアクセスできる神秘の国です。
北は中国チベット自治区に、南はインドに接しているネパールは2か国から多くの影響を受けており、69 の言語と 38 の民族が暮らす秘境の地です。
また、世界最高峰の山々が連なるネパールは人々が多様な標高で生活をしており、それが彼らの暮らし方に影響し、その文化にも多くの影響を与えています。
神々の棲む都カトマンズや、仏教徒が憧れるお釈迦様生誕の地ルンビニなど、宗教が平和的に混在する神秘の国「ネパール」、そんな独自の宗教文化が日常に根付き、神々のエネルギーを身近に感じられる不思議な魅力がいっぱいの国として、沢山の旅行者を魅了しています(#^^#)
ネパールでの観光といえば、世界の最高峰エベレストで有名なヒマラヤ山脈があり、世界中から沢山の登山者や旅行者が訪れます。
しかし、ネパールの魅力はそれだけでなく、 亜熱帯に広がるアマゾンや、人よりも神々が多く住む街として知られたカトマンズの谷、ネパールカレーなど踏み込めば踏み込むほどにその魅力が溢れてきます(*^-^*)
温暖で過ごしやすく国民性が穏やかで物価の比較的安いネパールは旅行としてはもちろん、バックパッカーにとってもディープな旅ができる人気の行き先です!(^^)!
ネパールならではの非日常な体験はきっとあなたの世界観をより広いものにしてくれることでしょう(*^^*)
今回はそんな大自然と、神秘に満ちた国自体がパワースポットのようなネパールの観光地や秘境の紹介と、目安となる旅行日数についてお伝えしていきます(*^▽^*)
参考になれば幸いです?
旅行期間の目安&旅行黄金ルート
<旅行期間のめやす>
ネパールを旅行する上で、旅行期間はどのくらい見ておけばいいのかというところですが、登山をどのレベルまで深く体験したいのか、もちろん、一つの場所で何を見るか、どんな経験をするかによっても多少期間は大めに見ておくことをおススメします?
② 主要エリア+登山(トレッキング)+マウンテンフライト 9 日~14 日
③ ヒマラヤ登山(トレッキング)を主の旅にしたい+マウンテンフライト 約2~4 週間
<黄金ルート>
→(カトマンズ旧市街)
→バグタプル
→チトワン国立公園(動物)
→ポカラ(プーンヒル)
→アンナプルナ
→サランコットの丘
→シンハ温泉
→ラトパニ温泉(秘境)
→ルンビニ
→サガルマータ国立公園(エベレスト山峰)
→カトマンズ(首都)
上記が個人的におススメしたいネパールの観光地と秘境です??
ネパールといえば、やはりヒマラヤ山脈・エベレストです!!! 時間があれば、是非トレッキングを体験しましょう(*^▽^*)一生の思い出になります。
ネパール発現地トレッキングツアー
ネパールでのトレッキング(登山)は基本的に日本または現地発のツアーに申し込むのが一般的かつ安全です。
個人でも登れるのですが、万が一のことを考えるとやはり一人での旅行の場合は特にツアーでの参加をおススメします!
これは私の個人的な意見ですが、日本発のパッケージツアーだと、どうしても日本人のみのツアーで日本語が沢山行き交い、海外の醍醐味が薄れてしまうので、できれば現地発ツアーへの参加がおススメです。
海外の友達を作れる良い機会にもなりますよ♪
① Trek Nepal International
② Nepal Alibaba Treks & Tours
③Dolma Treks& Adventure.
+トレッキングに必要な持ち物 (Mount Fuji Adventure さんのサイトより)
ネパールで是非体験したいアクティビティ
マウンテンフライト
マウンテンフライトは、トレッキングではなく、小型プロペラ機でヒマラヤの山々を上空から眺められる絶景の遊覧フライトです??
登山をする時間がない方や、登山には興味ないけど、ネパールの偉大な山は肉眼で見ておきたいという方におススメです!
登山で見るエベレストとはまた異なった角度からの絶景ヒマラヤ山脈の山々に、きっと感動と驚きで息を呑むことでしょう♪
マウンテンフライトを行っている会社は3社ありますが、いずれの会社も所要時間は約1時間の遊覧です。
<ベストシーズン>6~9月はモンスーンの時期なので避けましょう。11~4月がおススメです!
<マウンテンフライトを催行している航空会社>
電話番号 +977-1-5542494
2.イエティ・エアラインズ(Yeti Airlines)
電話番号 +977-1-4466576
3.シムリック・エアラインズ(Simrik Airlines)
電話番号 +977-1-4106691
ネパールで訪れたい観光スポット・秘境
<都市>
・カトマンズ-首都
・ポカラ-第二の都市
<自然と山(ネパール三大山群)>
・チトワン国立公園
・アンナプルナ(アンナプルナ山群とダウラギリ山群)
・サランコットの丘
・シンハ温泉(秘境)
・ラトパニ温泉(秘境)
・ルンビニ
・サガルマータ国立公園(エベレスト/クーンプ山群)
1.カトマンズ/ Kathmandu【半日~8日】
ネパールの首都である「カトマンズ」、ネパール中央部に位置するヒマラヤ山脈登山の玄関口としても知られる最大の都市です。
カトマンズは標高 1,300m のところにあり、別名”栄光の都”や”天空都市”とも呼ばれています。
レンガ造りの街並みは中世の世界に迷い込んだような印象を受けます。
また、世界遺産にも指定されている歴史的建造物や宗教施設、異文化体験を求めて世界から観光客が絶えません。また、カトマンズは世界最大ヒッピーの聖地と呼ばれていたこともあるくらい、物価の安さやなんとも言えない不思議な魅力が溢れた街なだけあって、今もなお沢山の旅行者を魅了し続けています♪
<見どころ>
・アサン・チョーク・・旧市街の中心地でスパイスや野菜を売る人、牛、人、リキシャ・・と非常に賑やかな庶民の広場です。
市場は朝5時頃から8時頃までなので、朝のうちに行きましょう!
・インドラ・チョーク・・・中世の街並みをそのまま残す通りで、日用品やサリー、毛織物などの店が軒を連ねています。
マチェンドラナート寺院、ガネシュ寺院、アカシュ・バイラブ寺院、シヴァ寺院もここにあり、カトマンズの旧市街の雰囲気を存分に満喫できるエリアです。
・タメル地区・・・ゲストハウスが集中し、カフェやネパールの土産や登山用品を売る店が軒を連ねます。
カトマンズのバックパッカーの拠点として賑う活気あるエリアです。
・カーラ・バイラブ・・・カトマンズにある石像の中では最も大きいものの一つで、シヴァの化身です。
見た目が少し怖い像ですが、
・クマリの家・・・ヒンドゥー教が国教のネパールでは、今でも生き神様がいると信じられその生き神様が住む家が「クマリの家」です。
クマリはタレジュー神(ドゥルガ)の化身であると信じられており、ネワール・サキャ族の由緒正しい家の出身の、少女の中から選ばれるそうです。
・スワヤンブナート寺院・・・街の中心地から 2km ほど離れたエリアにあるお寺で、カトマンズ市内を一望できる絶景が見えるお寺としても知られています。
約 2,000 年の歴史を誇るこの仏塔は、ネパールで最も古い寺院で、世界で最も壮麗な仏塔の一つとされています。
別名「モンキー・テンプル」とも言われ、猿の姿をいたる所で見かけます。
・シヴァ寺院・・・グマティ川の岸にあるネパール最大の寺院です。
扉の両側にはヒンドゥー教の神々の像があり、独自の宗教観を感じられます。
シヴァ神の生誕を祝う祝祭日にはネパールだけなく、インドからも何万という巡礼者が寺院を訪れます。
・ボタナート・・・チベット仏教の聖地「ボタナート」。
南アジア一大きな仏塔を持つとされる寺院です。
ボダナートの周りにはチベット族やタマン族の経営する商店、おしゃれなカフェがたくさんあり、マニ車やチベット・アクセサリー、ククリ、手織りのカーペットなど色々なものも売られています。
カトマンズから日帰りでも行けるおススメ観光地
・バクタプル/Bhaktapur【半日~1日】
バクタプルは、カトマンズから東に約 12km 車で約 1 時間のところにある古代ネワール人の都市です?
マッラ王朝時代の古都であったことで知られている世界遺産の街で、18 世紀初頭の寺院をはじめ、数々のネパール建築の美しい建築物を見ることができ、世界中からたくさんの観光客が訪れています。
人が少ないので古い街並みをのんびり観光することができるのも良いですね(*^-^*)
街中を歩いていると、昔ながらのレトロな建物を利用したおしゃれなカフェは是非立ち寄ってみたいですね♪♪
王様のヨーグルトと呼ばれている「ズーズーダウ」はここの名物!是非挑戦してみましょう?
<見どころ>
・ダルバール広場・・・マッラ王朝時代にはカトマンズ王国の中心部として栄えていた広場です。
広場に立ち並ぶ 20 数棟にも及ぶ寺院にはいろいろな時代のものが混在しており、今もなお王族の戴冠式や即位式が行われます。
・陶工広場・・・焼き物を作る職人街になっており、作られたばかりの陶器や工芸品が広場のあちこちに並んでいます。
世界に一つしかないネパールらしい手作りのお土産も売られているので必見です??
・パタン(ラリトプル)/Patan(Lalitpur)【半日~1日】
カトマンズの南、バグマティ川を越えたところにある小さな町で、ネワール文化の華開いたマッラ王国が栄えた時代には首都だった町です?
別名を「ラリトプル」(美の都)といい、街中がまるで美術館のようなとても美しい古都です?
パタンは、芸術が盛んな街で、いたるところで工房や絵描きを見かけます。
とても細かい寺院の装飾は目を凝らしてみてみましょう!息を呑むような光景が沢山見られます(*^-^*)
<見どころ>
・ダルバール広場(パタン)・・・マッラ王朝時代にはカトマンズ王国の中心部として栄えていた広場です。
ダルバール広場にある建物は、マッラ王朝の最盛期にあたる 16?18 世紀にかけて造られ、東側に旧王宮、西側には寺院が並び、さながらネパール建築の見本市のようです。
ダルバール広場はパタンの他にカトマンズ、バクタプルにもそれぞれあります。
・クリシュナ寺院・・・石造建築の傑作!八角形の石造りの寺院はまさに傑作の芸術と呼べる美しさです。
クリシュナの誕生日にはインドからも多くの巡礼者が訪れ、寺院は人々で埋め尽くされます??
・マハボーダ寺院・・・約 30 メートルの石塔があるパタンの有名な寺院です?
1000 体もの小さな仏陀のテラコッタ像が奉納されています。
その数は「三千仏」をはるかに上回る、9000 体にもおよぶと言われています。
短期間のネパール滞在でもヒマラヤ山脈を見られる秘境
・ナガルコット/Nagarkot
カトマンズからバスで約1時間で行けるヒマラヤ山脈の絶景スポット「ナガルコット」?
ネパールでの滞在が短期間であってもヒマラヤ山峰の絶景を楽しみたい・・!という方に特におススメのスポットです?♪
標高 2175m で爽やかな気候、空気も綺麗で星や月も近く見えるおすすめの山岳リゾートです(*^-^*)
また、補足ですが、ナガルコットのホテルによってはテラスやお部屋からヒマラヤの絶景を眺めることができるみたいですよ?
時間があれば、是非ナガルコットから世界遺産に登録されている有名寺院チャングナラヤンへのプチハイキングに挑戦してみてください♪
ヒマラヤの展望のみならず、ネパールの里山の暮らしを垣間見ることができます??
*ナガルコットからチャングナラヤンへのプチハイキングについて
ほとんどが下りでどなたにでも気軽に楽しんでいただけるルートです。
合計4時間のルートですが、時間の無い方は前半2時間と後半の2時間に分けることも可能なようです(*^-^*)
おススメの時間帯は朝からの登山です!
●ナガルコット~タルコット 約 1.5 時間
すべて下りで畑と村(家)に面した生活道を歩きます。
ヒマラヤの展望が望めるのは最初の 1 時間のハイキング。
ガンチェンポ、ドルジェ・ラクパなどの高峰群を望みながら歩き、タルコットのヒンドゥー寺院を経て自動車道へ。
●タルコット~チャング・ナラヤン 約 2 時間
自動車道から山道に入り、最初の 20 分ほどは登り、その後は下りのハイキングになります。
眼下にはバクタプルの畑が広がりカトマンズの町の影も。農具をかついで行きかう村人、学校へ子供を送り出すお母さん、地酒造りをするおじいさん、ヤギの世話をする少年・・・町を少し離れただけでネパールの里の暮らしを垣間見ることができ、自然と笑顔になります(#^^#)。
畑の間を歩くと、間もなく世界遺産チャング・ナラヤン寺院が見えてきます。
カトマンズ盆地で最古のヒンドゥー寺院、ここから見える街の眺めもまた最高です?
サガルマータ国立公園(エベレスト山峰)
カトマンズから北東に国内線で約30分、「サガルマータ国立公園」??
「世界の屋根」、「最も宇宙に近い世界遺産」、「世界最高峰の世界遺産」など数々の異名を持つ世界自然遺産です!
ちなみに、サガルマータとはネパール語でエベレストの意味だそうです (*^^*)
8,000 メートルを超える世界最高峰の山々を始め、手つかずの自然や様々な動植物が生息しています(*^-^*)
サガルマータ国立公園は毎年 3 月から 5 月または 10 月から 11 月がベストシーズンです。
比較的気温が高く空気が乾燥している 10 月と 11 月は麓からでもエベレストを眺められることからハイシーズンとされています。
トレッキングは 8,000m 級のピークを目指す登山家のみならず、公園内にはトレッキングコース (標高 6, 000m 未満がトレッキング域) が複数あり、トレッカーもたくさん入域しています。
チトワン国立公園/Chitwan National Park
カトマンズから国内線で約30分、約180km 南西に下ったタライ平原にある「チトワン国立公園」??
1984 年に世界遺産に登録されたジャングルを全身で体感できる国立公園です♪
チトワン国立公園は野生動物保護区に指定されており、人の立ち入りが制限されているジャングル内には600 種の植物にサイやベンガルトラ、鹿など約 50 種類の哺乳類、500 種以上の野鳥、ワニなど約40 種の両生類・爬虫類が生息しており、そこはまさに動物たちの宝庫なのです♪
あの貴重なベンガルタイガーも公園内で見られますよ~♪♪
是非チトワン名物のエレファント・サファリは試してみてください?
インド象の背中から見える光景や、ゆったりと象の足踏みで進むジャングルはまさにターザンの世界です??
費用を抑えたい場合は、カトマンズからバスでも移動が可能です。
ただし、6~7時間もかかるので、時間を効率的に使いたいという場合は、国内線で30分の飛行機を使いましょう!!
・2 ポカラ/Pokhara【2~30日】
カトマンズから国内線で約30分、西に約 200km 離れたネパールの中央部の山の街「ポカラ」??
カトマンズに次ぐ第二の都市であり、ポカラは標高約800mの高地にあり、とにかくどこにいても見えるヒマラヤの 7,000m~8,000m の峰々がメインの壮大な大自然が見どころになります!!
アンナプルナ連峰の麓に街が広がる、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりの行き先です?♪
ポカラに来たら是非行って欲しいのが街周辺のお手軽トレッキング?
本格的な登山に興味がない人でも、日帰りや 1 泊程度で行ける山も多いので是非雄大なヒマラヤを間近で見てください(*^-^*)
もちろん、お手軽トレッキング以外にも、アンナプルナ連山トレッキングの玄関口がポカラなので、本格的なトレッキングも楽しめます!
ポカラは亜熱帯で年中暖かく過ごしやすいので、旅人はつい長居したくなる素敵な場所です(#^^#)
宿も豪華なリゾートホテルから、1 泊数百円のゲストハウスまでがずらりと軒をならべています。
ヒマラヤが良く見えるのは乾季の 10 月から 3 月くらいまでです(*^-^*)
<見どころ>
・サランコット・・・雄大なアンナプルナの山並みを望むことができる標高 1,592m 地点にある絶景スポットです!
特にオススメは朝。爽快な気分で朝からプチ登山を楽しみましょう?
夜明けとともに山肌が赤く染まっていく様子はまさに圧巻!息をのむ美しさです?
・フェワ湖・・・ポカラのシンボル的な湖です。白く輝くヒマラヤ山脈を見ながら湖畔を散歩していると、それだけで心が癒されます?
湖畔に浮かぶカラフルなボートは250ルピーで借りられるので、のんび~りフェワ湖をボートで一周するのも素敵ですよ~(*^-^*)
フェワ湖の真ん中にポツンと浮かぶ小さな島の上にある、パラヒ寺院にも是非足を運んでみてください?
・プーンヒル・・・標高 3,210m 地点にある、ヒマラヤ山脈の眺めを大満喫できる絶好の展望の丘「プーンヒル」♪
早朝に行けば、太陽に照らされて輝くアンナプルナ山群の圧巻の景色が楽しめます??
ネパールで体験したい山登り-短期~長期までバラエティー豊かなトレッキングコース-?
・アンナプルナ山群(ポカラトレッキング)/Annapurna Mountain Range
「アンナプルナ山群(ポカラトレッキング)」は初心者から上級者まで楽しめるバラエティに富んだトレッキング・ルートが数多くあります。
拠点となるポカラの標高はわずか 872m で気候は年中温暖なことから、初心者でも比較的楽に登山を楽しめます(*^-^*)
ポカラに降り立つと、「ヒマラヤのマッターホルン」とも呼ばれているマチャプチャレや、どっしりとしたアンナプルナ南峰など 6,000~8,000m 級の山々の絶景が目の前に広がり、まさにその景色やトレッキングコースはトレッカーの楽園ともいえます??
1~2日のミニトレッキングから、約1か月間の本格トレッキングコースまで日程を自由に組めるのもアンナプルナ山群トレッキングの魅力です?
・トレッキングコースの紹介(Kalashala Himalaya さんの URL 参照)
(アンナプルナ地域の地図)
また、下記は現地発トレッキングツアーになります!参考までに・・・?
トレッキングツアーの紹介(VELTRA)
山の中の秘境天然温泉-山登りの後は天然温泉で疲れを癒しましょう
・シンハ温泉【半日~1日】
ポカラからバスで 5 時間の場所にある「シンハ温泉」、渓谷の川沿いにあり、外国人観光客はほとんど訪れない秘境温泉です??
泉質は硫黄泉なので硫黄の匂いが強いのが特徴です(*^-^*)
ネパールには裸で入る習慣がないため、水着や短パンを履いて入るので、温泉に行く際には忘れないよう持っていってくださいね~!
・ラトパ二温泉【1日~2日】
シンハ温泉から未舗装の道をジープでさらに2時間の場所にある「ラトパニ温泉」、現地ネパール人ですらもあまり立ち寄らない本当の秘境です(*^▽^*)
温泉は村を流れる川の真横にあり、岩とコンクリートで無造作に囲まれた 2 つの浴槽と小さな脱衣スペース以外には何もありません。
泉質は硫黄泉で、もちろん 100%源泉かけ流し!疲れが芯までほぐされます?
3. ルンビニ/Lumbini【2~30日】
カトマンズから国内線で約30分、南に約 280km 離れたインドとの国境近くにあるネパールの田舎町「ルンビニ」?
仏教の八大聖地のひとつとして知られているこの町は仏陀(ぶっだ)であるゴータマ・シッダールタが誕生した場所として、世界中から多くの人が押し寄せる聖地であり世界遺産認定の観光スポットになっています(#^^#)
また、ルンビニには世界各国の寺院が広範囲に立ち並んでいることでも知られており、世界中のお寺の特徴が一目でわかる世界中の仏教の在り方を知ることができる新鮮な場所でもあります。
世界各国から集まる信者の姿もさまざまですので、いい意味でのカルチャーショックを受けられるはずです。
仏教寺院に宿泊するプランもありますので、世界各国から来た人々と仏教に対する印象の違いや、逆に共感しあえる部分を語り合ってみても面白いかもしれません(*^▽^*)
<見どころ>
・マヤ・デビ寺院・・・ブッダの聖母を描いたマヤデビ寺院、木の枝につかまりながらブッダを出産しているマヤデビ妃の石像を寺院の中で見ることが出来ます。
この像に触れれば良い子を授かる、と信じられています。釈迦が悟りを開いたとされている菩提樹もこのマヤ・デビ寺院の中にあり、その神秘的で立派な木の下には人々が祈りを捧げたり、黙って座っていたりと・・様々な光景が見られます。
また、寺院の裏にあるプスカルニ池は、マヤデビ女王が出産前にここで沐浴したと言われている場所で、史跡として極めて重要な意味を持つ池です。
・ルンビニ修道院・・・世界中各国の仏教寺院が立ち並んでいる不思議な修道院です。
韓国、フランス、日本、中国 etc… とにかく世界にある寺院が集結していて新鮮なスポットです。
ちなみに日本と韓国の寺院では宿泊体験ができますよ♪
・日本山妙法寺・・・ネパールにある日本のお寺です。
白亜の大きな仏塔が目印で、ルンビニの世界の寺院の中で一番存在感のある寺院です。
この寺院では、誰でも宿泊体験ができるのでネパールでお寺宿泊を体験し、お勤めしてみるのも良いかもしれません♪
ネパール観光おススメ時期
10~11 月と 3~4 月が最もいい時期です!
トレッキングのシーズンとしてもベストシーズンです♪
ネパールには、インド国境付近の標高 60m の場所もあれば、世界最高のエベレスト 8848m もあります。
これだけ標高差が激しいと、一口に「ネパールの気候」ということで一括りにするのは難しいので、今回は首都カトマンズの気候ということで紹介をしていきますね!
カトマンズの気候は2つに分かれます。
10 月~5 月までの乾季、6 月~9 月までの雨季です。
10~11 月と 3~4 月はとても過ごしやすく、日中は半袖、冷え込む朝晩でも薄手の長袖があれば安心です(*^▽^*)
治安
比較的治安は良い国として言われていますが、カトマンズでは、外国人を狙ったスリ・窃盗や睡眠薬強盗などの犯罪が起こっていることも事実です。
日中であっても細心の注意が必要です。携帯電話やパスポートなどの貴重品は、必ず口の閉まる鞄に入れ、リュックなどは避け、自分の目の届くところに必ず保管してください!観光客が多く集まるエリアは特に気を付けてくださいね!
また 21 時以降日が暮れてからは一人であまり出歩かないようにすることをおススメします。
また、ネパールでは不規則的に「バンダ」というストライキが起こります。バンダ日は学校やお店(銀行や役所も)は休みになるほか、公共バスなども走らなくなります。いつ起こるかわからないので、もし現地旅行中に起こった場合はちょっとついていなかった・・と思い、気持ちを切り替えていきましょう!
ホテル
ネパールはバックパッカーも長期間で滞在する方が多く、特徴としては少ない予算で長く滞在ができる魅力的な宿が実は沢山あります!
しかし、今回は、そういった安宿ではなく、せっかくなのでネパールでしか体験できない特別なリゾートを少し紹介できればと思います(*^-^*)
<世界で最もエベレストに近いホテル>ホテル・エベレスト・ビュー
ホテル名の通り、最高峰エベレストの直下標高 3880m地点にある日本人により建設された雲上のホテルです?
雲の上のホテルなだけあって、たどり着くまでも少々一苦労(?)ですが、ホテルに着けば疲れも一気に吹き飛ぶような絶景が眼中に広がります??
全部で12室しかない客室は、どの部屋も目の前に山峰の絶景が広がり、感動的です(#^^#)
ホテルへの行き方は大きく 2 通りあります。
①カトマンズから飛行機で約 40 分で標高 2840m のルクラへ。そこからルクラよりヘリコプターにて 3800m シャンボチェへ約 10 分。シャンボチェから徒歩で約 1 時間、という最短ルート。
②標高 3440m のナムチェにて 1 泊してから、約 3 時間ほどのトレッキングでホテルに到着するルート。
<ネパールの暮らしを体験できるホテル>はなのいえ
ポカラの街から約 17km の位置にある小さな村「アスタム」にある隠れたリゾート?
このリゾートでは、宿泊しながら山の中に広がる畑で生態系を利用した農作業を手伝える体験型の宿泊ができることで人気があります?
3へクタールにも及ぶ畑は多数の花々、ハーブ、果樹、そして野菜などが植わっており、畑はすべて無農薬。有機肥料で栽培され、収穫した野菜などを使ったネパール料理が美味しいと評判です♪
なんとお風呂は五右衛門風呂、炊事のガスや電気は、牛糞から作るバイオガスやソーラーシステム。
宿からは美しいヒマラヤ山脈を眺めながら、土と空気と光を存分に味わえ、日常忘れがちなシンプルで何でもないことが大切なことだと気づかされるような体験ができるどこか懐かしさが溢れるリゾートです(*^-^*)
まとめ
いかがでしたか?
東アジアでもないインドでもない、独特の文化がある「ネパール」??
旅行者はもちろん、バックパッカーたちがネパールの魅力にどっぷりハマり、予定していたよりも長く滞在した・・!なんていう話は良く聞きます。
この現象をバックパッカー用語で「沈没」と言うのですが、ネパールは三大沈没地の 1 つと言われています( *´艸`)
それほどの魅力がある、素敵な国なのです?
宗教が街を反映させ、大自然の恩恵がどこまでも広がるネパール・・・古いものを大切にし、良いものは新しい世代へと受け継がれていく姿勢がネパールの独特で魅力的な文化を生み出しているように思います(*^^*)
ネパールの人々はとても温厚で、自然と笑顔が出てくるような人々です??そんな人々の姿にもまた自然と優しい気持ちになれるはずです(#^^#)
機会があればぜひ、実際に見て触れて、神秘のエネルギーを感じてみてください!
あなたにとって、今回のネパール旅行が素敵な旅になりますように・・?
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)
Cafeholicでした!