こんにちは
インド最大都市ムンバイを後にした私は『ジャイプル』に訪れました。
ジャイプルといえば、『砂漠』、『宝石』、『マハラジャ』なんて言葉が浮かんできまね。
ジャイプル【砂漠と宝石の街】
『マハラジャの街』、『ピンクシティー』と呼ばれるジャイプルですが、そこには深い歴史背景が存在します。
ジャイプルという名は、街の創始者『ジャイ・シング2世』から名づけられました。
プルは城壁に囲まれた街の意味を持ち、高さ6m、長さ10㎞にも及ぶ城壁に囲まれた街で、7つの門が設けられました。
イギリス配下時代に『マハラジャ藩王』は税金をイギリスに収めつつも、ジャイプルでたくさん取れた宝石で大富豪となり、ジュエラー(宝石職人)にたくさんのジュエリーをつくらせました。
ジャイプルの宝石研磨技術は現在にも受け継がれ、世界屈指のジュエラーの街として語り継がれています。
そしてピンクシティーの始まりは1876年のこと。マハラジャ藩王一家は、ヴィクトリア女王の息子(後のインド皇帝)、アルバート王子がジャイプルを訪れた際、歓迎の印として市街の建物をピンク一色に塗ったのでした。
現在においては、元米国大統領ビル・クリントンがジュエリーを購入するためにジャイプルを訪れたりと著名人や旅行者にとってもインドで人気の街の一つとなっています。
ジャイプル|行き方
【ニューデリーから】
・飛行機 最も早く便利なのが飛行機 1時間弱で到着、費用1000ルピー前後
・電車 バックパッカーで一般的なのが電車。4時間弱で200ルピーで行けるのでリーズナブル
※電車の遅延もしばしばあるので予定を組む時は余裕をもって組んでおくとよい
【アグラから】
・電車が一般的 所要時間は3時間半、100ルピー前後
※バスもあるが、所要時間は電車と変わらないが600ルピーほどかかる
【ムンバイから】
・飛行機が早い 所要時間1時間半、費用は約2100ルピー
・バックパッカーにとってムンバイ⇔ジャイプル間は長距離移動となることが多い
電車で約17時間、550ルピーほど
おすすめの見どころ
Jal Mahal(水の宮殿 ジャルマハル)
ジャルマハル湖に浮かぶマハラジャの宮殿。夕暮れ時にみるジャルマハルは一層と幻想的。
City Palace(シティパレス)
ピンクシティの中心にあります。
現在でもパレスの一部では王族が暮らしていて、観光客はその他の部分をみることができるようになっています。
王族が使用していた様々な衣装や生地をみることができます。
Amber Fort and Palace(アンベール城)
アンベール城の赤い砂岩と白い大理石の美しさは、まさにお見事です。
アンベール城から眺める日の入り時のパノラマ景色は市内でみるどんな宝石よりも美しいと思えるほど。
Hawa Mahal – Palace of Wind(風の宮殿 ハワー・マハル)
シティパレスの東側、大通りにありジャイプルのランドマークです。
噂では約1000の小窓があるとかないとか、、。
Markets(マーケット)
ジャイプールへ来たからには、思い出に、貴重な宝石を購入してみるのもありかもしれませんね。
宝石だけでなく陶器や織物も豊富に揃ってます。
土曜午前には、フリーマーケットもやってますよ。
Elefantastic(エレファンタスティック)
エレファンタスティックのエレファント・ライドは象に乗ることが出来ます。
また餌をあげたり、ペインティングしたりと、象に触れ合うチャンス。
Bagru Village(バグル村)
テキスタイルなど伝統的なものに興味のある方は、市内から一時間ほど離れたところにある、バグル村を訪れるのもいいでしょう。
村全体が工芸品の生産されている場所で実際に職人さんの技術をまのあたりにすることができます。
またワークショップもありますよ。
アグラやデリーからジャイプルへツアー等で訪問したい方は
宮殿ホテル(人生一度は泊まってみたいホテル)
JaiMahalPalace (ジャイマハルパレス)はインドの宮殿ホテルの中で三本指に入るほどの人気を誇っています。
By Varun160490– Own work, CC BY-SA 4.0, Link
タージジャイマハルパレスは、歴史地区に位置する1745年築の歴史ある5つ星ホテルです。
見た目そのものが王宮で、インドならではの王族のような豪華な気分が楽しめます。
インドの宮殿ホテルの中でも、人気が高く費用も比較的リーズナブルなのが魅力です。
内装はゴージャスで屋外プールやスパ、フィットネス施設も揃っています。
現地ツアー
Jaipur Sightseeing Tour Package(ジャイプール市内観光ツアー)
ジャイプールは車なしで色んな名所をまわるのはすごく大変!
そんな時は、観光部分はツアーに任せてしまうのもいいかもしれません。
初日にツアーで周っておけば、他に見たいところや後で気になるところを自分たちで周ることもできますからね。
相場 約800ルピー
Village Jeep Safari in Jaipur(ジープで村訪問ツアー)
このツアーは朝からと夕方のコースがあります。ホテルへのお迎えに始まり、現地の村を訪れて、チャイを楽しみながら彼らの生活を学びます。
粘土や牛糞、干し草でできた家を見て回り、現地の景色を堪能します。現地文化に興味のあるかたにおすすめですね。
相場 1000-1200ルピー
その他楽しいイベント
ジャイプルでは健康と富、豊作を願って毎年1月14日にカイトフェスティバルが行われます。
街の皆が建物屋上に上がってジャイプルの空は無数の凧で埋め尽くされます。
また夕方以降は花火もあがり、盛大な一日となるのです。
ジュエリー職人が機会を使って、宝石を加工していますね
小さくなった宝石は、スティックに付着させて最終加工過程に入ります。
職人のみに見分けのつくベストな輝きを削りだすのです
サファイアの完成
これら宝石の粒は、アジア諸国、そして世界へと輸出されていきます
最後までお読みいただきありがとうございます。ナマステ!
まとめ
インド バックパッカーブログ⑪【砂漠と宝石の街ジャイプル】いかがでしたか?
インドは一つ一つの都市が本当に特徴が強い国です。あなたのインド旅リストにジャイプルを加えてみてはいかがでしょうか?