アフリカ東海岸から約429km 、西インド洋にポツンと浮かぶ「最後の楽園マダガスカル」。
日本の約 1.6 倍の面積で、世界で4番目に大きい島として知られています。
1 億 6,000 万年以上もの昔、他殻変動で大陸から切り離された為、マダガスカル内の動植物は独自の進化を遂げてきました。
そのため、マダガスカル島内の動植物の8割がマダガスカルだけに生息する固有種であり、特異な生態系を持っていることでも有名です♪
多くの固有種がいる中でも特に有名なのは、キツネザル、カメレオン、バオバブです!
野生の可愛らしい、ワオキツネザルや、夕日に並ぶバオバブの木は幻想的で、日本にいては味わえない感動と刺激があります♪
キツネザルだけでなく、カメレオンやカラフルな野鳥にも出会うことができます。
フランスの植民地だった名残を受け、公用語はフランス語・お食事もフランス料理とアフリカにいながら、フランスの雰囲気を味わえます。
バオバブやツインギーで自然を楽しみつつ、ノ・シベやセントマリーなどのビーチリゾートで疲れを癒やす♪
そんな楽しみ方はいかがでしょうか(#^^#)
今記事では、「マダガスカル 旅行費用」+ 「物価や治安など基本情報」 + 「観光スポット 紹介」を簡単にしています。
参考になれば幸いです♪
- 1 最後の楽園「マダガスカル」|旅行・費用
- 1.1 マダガスカルの物価
- 1.2 マダガスカル 観光スポット10選
- 1.2.1 1.バオバブ街道/Avenue of the Baobabs
- 1.2.2 2.イザロ国立公園/Isalo National Park
- 1.2.3 3.ベレンディ保護区/Berenty Private Reserve
- 1.2.4 4.ぺリネ自然保護区/Madagascar Exotic
- 1.2.5 5.ノシ・べ/Nosy Be
- 1.2.6 6.イファティ /Ifaty
- 1.2.7 7.ディエゴ・スアレス(アンティラナナ)/Diego Suarez(Antsiranana)
- 1.2.8 8.アンタナナリボ/Antananarivo
- 1.2.9 9.キリンディ森林保護区/Kirindy Forest Reserve
- 1.2.10 10.ラノマファナ国立公園/Ranomafana National Park
- 1.3 マダガスカル基本情報
- 1.4 マダガスカルの治安
- 1.5 持っていくと便利なもの
- 1.6 まとめ
最後の楽園「マダガスカル」|旅行・費用
日本旅行業協会の調査によると、平均旅行日数は 9.4 日で費用は平均 15.0万円だそうです(航空券代除く)
マダガスカルには、大自然だけで、リゾートスポットやショッピング施設もあり、旅行スタイルによって、1 日に使う金額が大きく変わります。
その点も踏まえて予算を考えてみましょう!
注意!
マダガスカルは、発展途上国のため、クレジットカードが使えるところが限られていると考えてください。
事前に使う分だけ両替しておきましょう!
マダガスカルでは、スリが頻繁に発生しています。
ですので、くれぐれも現金は使う分だけ持ち歩くのが良しです(‘_’)
旅行費用の目安は下記を参照にしてください。
旅行費用=
準備費 + 航空券代金 + 生活費 (食費、宿泊費、交通費、通信費) + 予備費(アクティビティ費、お土産代)
<日本からツアー参加の場合の一例>
<日本から個人旅行する際の一例>
<内訳>
・宿泊費(1泊あたり)
約1,500円~6,000円 (ドミトリー/ゲストハウス~ホテル)
・食費(1日あたり)
約600円~1,500円(1人分)
・交通費(1日あたり)
約600~1,500 円(移動距離によって料金は様々。)
・Wi-Fi レンタル料金(1日あたり)
1,300円~1,600円(※イモトの wifi 参照)
・お土産代
3,000円~8,000円(相場目安)
・現地発ツアー参加費
10,000円~40,000円(現地アクティビティに参加するかによって異なります。)
首都のアンタナナリボでも、食費と宿泊費の合計で一日 40,000 アリアリ(=1,320 円)ほどで過ごすことが可能です!
また 20,000 アリアリ(=660 円)も出せば、おしゃれなレストランで美味しいディナーが食べられます。
マダガスカルの物価
現地の物価は日本と比べると約 1/2~1/3 程度と安いです。
例えば現地の庶民的なレストランでドリンクを頼むと 1 杯 50 円程度です。
しかし、観光地のレストランになると倍くらいの値段になるので注意!
<例>
ローカルレストラン
・ビール 3,000Ar(約 90 円)
・ソフトドリンク 1,500Ar(約 45 円)
・昼食 4,000Ar(約 120 円)
⇓
観光地のレストラン
・ビール 5,000Ar(約 150 円)
・ソフトドリンク 3,500Ar(約 105 円)
・昼食 9,000Ar(約 270 円)
観光地のレストランは、ローカルレストランの約2倍の出費になることが、一目瞭然ですね。
マダガスカル 観光スポット10選
観光スポット紹介記事のあとにマダガスカルの動画リンクがあります。
(7分48秒と少し長めなので、時間のあるときに観るといいと思います)
1.バオバブ街道/Avenue of the Baobabs
マダガスカルの一番の観光スポット、世界中の旅行者が訪れる場所です。
樹木をひっくり返したような姿をしたバオバブの木は、マダガスカルのシンボルです。
ちなみに
名作『星の王子様』にも登場するほどの有名な木でなのです。
樹齢 700 年以上の大木が並ぶ道はマダガスカルならではの光景。
真っ赤に染まるマダガスカルの夕焼けと、立ち並ぶバオバフのコラボは、思わずためいきが出てしまうほどの絶景。
アクセス
行き方はツアーやタクシーなどがあります。
初めての旅行者にはツアーがおすすめです。
宿泊ホテルからでも手配可能です。
2.イザロ国立公園/Isalo National Park
「イザロ国立公園」は、浸食された地層岩で出来ていて、アフリカのグランドキャニオンとも呼ばれています。
「イサロの女王」という奇妙な自然の地層岩が公園入り口のシンボルマークです。
乾燥熱帯林とサバンナ気候の国立公園では、有名なキツネザルをはじめ、日本人にもなじみある横っ飛びサルのベローシファカ、その他哺乳類や鳥類、カエルなどの多くの固有生物に出会えます。
3.ベレンディ保護区/Berenty Private Reserve
「ベレンディ保護区」は、年間通して豊かな緑で管理されている、私設の自然保護区です。
ワオキツネザルやベローシファカに出会うことができます。
4.ぺリネ自然保護区/Madagascar Exotic
最大のキツネザルであるインドリが生息、「ぺリネ自然保護区」♪
インドリは木々の山を移動する動物で、動物園での飼育に適さないのが特徴です。
ガイドさんに案内してもらいながら自然の森の中を巡ります。
インドリは朝食を食べ終えた後、移動する際に仲間と鳴きあうのが特徴なのだとか!
その鳴き声は 3 キロメートル先まで聞こえるという大音響っぷりです。
森の中に響き渡るインドリの叫びは迫力満点ですよ~~!
5.ノシ・べ/Nosy Be
マダガスカル北部に浮かぶ島で、マダガスカル最大のリゾート地であるノシ・べ♪
島全体が遠浅の海岸で、干潮時には 300 メートル先まで海底がみられることも!とにかく海がとってもきれいです!
ノシ・ベの周辺にはビーチの美しい離島が数多く、この島を拠点に一日観光を楽しめますよ~!!
この島はまたイランイランの栽培が盛んで、香水やアロマの世界的な産地としても有名なのです。
値段もリーズナブルなので、お気に入りが見つかれば良いですね(^-^)
ダイビングやホエールウォッチングもできます♪
6.イファティ /Ifaty
マダガスカルの隠れリゾートです
ゆっくりと海辺でゆっくりしたい人に特におススメできる場所です(#^^#)
グレートバリアリーフに注ぐ世界第2位の規模を誇るサンゴ礁目当てに世界中からダイバーが集まるそう!
ダイビングはもちろんですが、シュノーケルや遊泳も可能です(*^-^*)
きれいに澄み切った海をただ眺めているだけでも、十分癒されるイファティの海
海岸線沿いはたくさんのホテルが立ち並んでいます!
7.ディエゴ・スアレス(アンティラナナ)/Diego Suarez(Antsiranana)
マダガスカル島の北端に広がるディエゴ・スアレス湾
ディエゴ・スアレス湾の砂浜は世界一美しいビーチとも呼ばれており、エメラルドブルーの美しい海岸とトンガリ帽子のような小島が印象的な観光地です!
マダガスカル北部最大の都市ですが、とてもこじんまりとした街なので、観光客でもマダガスカルの日常が楽しめますよ~!!
8.アンタナナリボ/Antananarivo
マダガスカルのほぼ中央に位置し、標高 1,200 メートルのマダガスカル高原。
市場や路地が多く、その様子はアフリカというより、アジアに戻ってきたような活気ある光景が広がっています。
街の中は石畳の坂や階段が多く、散策しながら坂を上り、そこから見る街や、メリナ王朝の女王宮跡からの眺めは一見の価値ありです!!
9.キリンディ森林保護区/Kirindy Forest Reserve
マダガスカル固有の動物や哺乳類にたくさん出会える保護区です
世界最小の霊長類であるピグミーキツネザルやオブトコビトキツネザルなどキツネザルが 8 種類生息しているそうです。
バオバブの並木道と一緒に観光するのがスムーズなのでおススメです。
10.ラノマファナ国立公園/Ranomafana National Park
世界遺産にも登録されている「ラノマファナ国立公園」
マダガスカルの東部に位置し、6つの国立公園にまたがるアンチナナナで一番アクセスしやすいのがラノマファナ国立公園です。
116 種類の哺乳類が生息している、まさに動物の宝庫です。
マダガスカルでしか見られない動物を見ながら、癒されましょう♪
マダガスカル基本情報
国名 | マダガスカル共和国 Republique de Madagascar |
時差 | 日本より-6 時間。(サマータイム実施なし) |
言語 | マダガスカル語、フランス語(共に公用語) |
気候 |
マダガスカルは島の東部、中央部、西部で気候が異なります。
5~10 月の乾季で気候的にも過ごしやすくおススメです!
10~3 月は雨季で歩きづらく、交通の乱れが多々あるため、おススメできません。
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通貨 |
マダガスカル・アリアリ Malagasy Ariary(MGA) 100 マダガスカル・アリアリ=約 3 円
※外貨及びクレジットカードはほとんどの場所で使用出来ませんので、現地通貨を事前に用意してください。
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チップ |
フランス文化の影響により、観光地ではチップの習慣が根付きつつある。 安宿、食堂などでは払う必要はない。 高級レストランなどでサービス料が含まれている場合にもチップを払う必要はない。 【ホテル】用事を頼んだ場合、Ar1000~2000。ポーターには Ar500 程度。 【レストラン】特に習慣はなく、気持ちのいいサービスを受けた場合のみ、Ar2000~5000 を置いていく。 【ドライバー】1 日当たり Ar5000~。 【ガイド】1 日当たり Ar1 万程度。
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電圧 |
電圧はほとんどの地域が 220V ですが、110V のところもまれにあります。
50A(電圧が安定していないので注意が必要!)
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コンセント |
C タイプですが、別のタイプも混在しているので、 マルチタイプのプラグを持っていくと便利です!
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ビザ |
【ビザ】2019 年 6 月現在、60 日以内の滞在であれば空港にて有料 (滞在日数により EUR35~40)でビザが取得できるが、時間がかかる場合もあるので、 事前申請がおススメ。 在日マダガスカル大使館で申請用紙や旅程表などを提出して、5 開館日後に発給されます。 【パスポート】入国時に必要な有効残存期間は 6 ヵ月 |
マダガスカル旅行ベストシーズン
マダガスカル旅行のベストシーズンは、乾季で気候的にも過ごしやすい冬、5 月~10 月。
地域によって気候が異なるマダガスカル・・・
中央高地は温暖で、西部は暑く乾燥しており、東部は雨が多く、北部は暑く湿度が高く、南部は砂漠で乾燥しています!
首都のアンタナナリボは1年を通して過ごしやすいですが、やはり乾季にあたる5~10月が最もおススメです
マダガスカルの治安
マダガスカルは、アフリカの都市に比べると治安はいいほうだと言われていますが、貧困状態が悪いため、強盗やスリなどの犯罪は多発しています。
特にスリは本当に頻繁に起こっているので、細心の注意が必要です。夜間の行動は避け、昼間でも団体で行動するなど、常に警戒心を持って行動するようにしましょう。
持ち歩く貴重品は最小限にして行動しましょう!
持っていくと便利なもの
✔ 虫よけスプレー
「マラリア」の危険性があるので注意と対策が必要です。
マラリアは、蚊を媒介とする感染症です!なるべく沢山の蚊対策グッズを持っていきましょう!!
✔ 変圧器
電圧が安定していないマダガスカルでは必要です・・!
✔ ムヒ
蚊に噛まれたら日本の蚊より強力なので、ムヒがないとかゆみとの長い闘いが始まります(‘_’)
✔ 日焼け止め
やはり日本製の日焼け止め、クオリティが高いですよ~!
✔ 現地の現金
発展途上国のマダガスカルは、ショッピングモールやホテルなどを除いては、現金のみの所がほとんどです。
現地で使う最小限の現金を準備しておきましょう!
✔ カッパ/折りたたみ傘
スコールのような雨が1~3時間ほど降ることもあるので、あれば便利です。
まとめ
いかがでしたか?
日本からは遠く離れたアフリカ大陸の中にポツンと浮かぶマダガスカル。
世界で4番目に大きい島であり、まだまだ手つかずの自然が多くある分、そこにはマダガスカルならではの独特な生き物たちが生息しています。
また、日本と同じ島国なので、森だけでなく、海も本当に澄んでいてきれいで癒されるビーチリゾートが沢山あるのもマダガスカルならではの贅沢な魅力です。
野生の可愛らしいワオキツネザルやカメレオンやカラフルな野鳥などなど、日本では見ることのできない動物たちと出会うことができ、その光景はきっと感動することでしょう♪
マダガスカルならではの生き物たちはもちろん、夕日にそびえ立つバオバブの木やマダガスカルのなんとも言えないノルスタジックな街並みはとても幻想的で、日本では絶対に味わえない感動と刺激があります♪
また、マダガスカルは、物価は日本の 1/3~1/2 とリーズナブルでありながら、フランスの文化がいまだに根強く残っているのでフランス料理やおしゃれなカフェなどが街中やリゾート地に沢山あることでも、また一風違った空気感の中で贅沢な時間を過ごせます。
マダガスカルの治安大丈夫なの?と心配される方もいますが、日中の街中はとても穏やかで明るい雰囲気なのでそこまで心配する必要なないと思います(*^-^*)
(※もちろん夜間遅い時間の一人歩きは控えましょうね!)
マダガスカルならではの魅力に沢山触れて、素敵な旅にしてください♪
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)
Cafeholicでした!